深夜の街の非日常ADV『ライヒェは街灯の下で』Steamにてお披露目。住み慣れた街での最後の1日に起こる、事件と予想外の結末
東と西の社会人は4月1日、『ライヒェは街灯の下で』のSteamストアページを公開した。非日常な一日を描く、オムニバス形式のアドベンチャーゲームである。

東と西の社会人は4月1日、『ライヒェは街灯の下で』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。ストアページ上によると、4月25日の配信が予定されているようだ。
『ライヒェは街灯の下で』は、仕事を失って街から離れることになった男の非日常な一日を描く、オムニバス形式のアドベンチャーゲームである。本作のメインキャラクターは、周りから好かれる善人の男だ。彼はある日、仕事を失ったために住み慣れた街を出ようとしていた。深夜の街で、癖のある住人たちや恋人、異形な存在と遭遇。動画を見る限りでは、杉並区のアパート前で腕のようなものが入ったゴミ袋が見つかる事件や、三日前から閉まったままの居酒屋、死んだネコなども登場するようだ。男が街で過ごす最後の一日には何が起こるのか。本作では彼を中心に巻き起こる非日常と、予想外の結末が描かれる。
男を中心に起こる非日常は、アドベンチャーゲームとして展開される。本作では画面上にあるオブジェクトをクリックすることで、物語を進めていく。ストーリー上では映像やサウンドも用意されている。そうした演出も含めて、登場人物の心情や街で起こる非日常が描かれていくわけだ。
また本作では、ゲーム内にはさまざまなヒントが存在、プレイヤーはヒントを頼りに、物語の結末へと導いていく。男を中心に起こる事件の裏には何があるのだろうか。本作では選択肢によって、隠された真実にたどり着けるそうだ。そのほか、ストアページ上の動画やスクリーンショットを見る限り、本作では色数の抑えられたグラフィックによって作中の状況が表現されている。雰囲気のあるムービーも特徴だろう。


本作は、ゲームを遊んだり作ったりしているという2人組「東と西の社会人」が制作している。公式X(旧Twitter)アカウントなどを見る限りでは、東と西の社会人はぷらぐら氏と瞬氏の2名で活動。これまでには、2人でのゲーム実況などをおこなってきたようだ。本作に関連しては、今回ストアページ公開とともに概要などが明かされたかたちとなる。公式Xアカウントの3月8日のポストによれば、制作は完成に近い状態まで進んでいるようだ。
『ライヒェは街灯の下で』は、PC(Steam)向けに開発中。ストアページ上では4月25日リリース予定となっている。