『ウマ娘』おまかせ育成で強敵に「目覚まし時計浪費させられる問題」解消へ。「The Twinkle Legend」の一部レース用に“コンティニューしない”オプション追加
Cygamesは6月25日、『ウマ娘 プリティーダービー』にて6月27日12時頃に、「おまかせ育成」のコンティニューに新オプションを実装すると発表した。目覚まし時計が浪費される問題が、4か月越しに解消されるようだ。

Cygamesは6月25日、『ウマ娘 プリティーダービー』にてアップデートを実施した。ショップなどでのサポートカード絞り込み機能が改善。また6月27日12時頃に実装予定の内容として、「おまかせ育成」のコンティニューにオプションが追加。シナリオ終盤に登場するアーモンドアイに目覚まし時計を消費させられてしまう問題などが、4か月越しに解消されるようだ。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、実在する競走馬たちをもとに、彼らの名前や魂を受け継いだウマ娘たちが織り成す、クロスメディアコンテンツだ。ゲーム版では、プレイヤーがトレーナーとなってウマ娘たちを育成。それぞれの目標や夢に向かって走る3年間が、育成シミュレーションゲームとして描かれている。

今回は6月27日に実装予定の項目として、おまかせ育成の改善が告知された。具体的には、育成シナリオ「The Twinkle Legends」のおまかせ育成時には、「Dream Fest Legend」で強敵が出走するとき、コンティニューをおこなわない設定が追加される。また同シナリオの「Dream Fest Stella」Dream Fest Pride」「Dream Fest Legend」の3レースでは、出走するときに一時停止する設定も登場。おまかせ育成が、新しいオプション項目でより細かく調整できるようになる。
おまかせ育成は、2025年2月に実装されたウマ娘の育成を自動的に進行してくれる、いわゆるオート育成機能だ。単に育成を進めてくれるだけでなく、ローテーションの設定による出走レースの選択や設定項目による挙動の調整が可能。因子周回やイベントの周回など、登場以来トレーナーから利用されてきた。
しかしそんなおまかせ育成にも、少し手の届かない部分が存在していた。同2月に実装された育成シナリオ「The Twinkle Legend」では、条件を満たすとシナリオ終盤のレースに強敵が出現する。おまかせ育成による因子周回時などには彼女に勝つのは少し厳しく、ほとんどの場合2位以下となる。この際、コンティニューをおこなう設定にしていると、おまかせ育成は自動的にコンティニューを選び、「目覚まし時計」がコンティニューの上限回数まで消費されてしまう。おまかせ育成によって、目覚まし時計が毎回5個消費されてしまうケースが存在していた。目覚まし時計の消費を嫌って、自動育成の利便性を少し犠牲にしていたプレイヤーもいるかもしれない。

6月27日には、「Dream Fest Legend」の強敵出走時にコンティニューをおこなわない設定が追加。新シナリオの実装前後と予想されるものの、プレイヤーからも要望されていた設定が、「The Twinkle Legends」のおまかせ育成に追加され、より因子周回などで利用しやすくなるわけだ。また6月27日には、おまかせ育成のコンティニューに、適性が低いレースへの出走時と、GII以下のレースへの出走時にコンティニューしない設定が追加。6月25日のアップデートでは、ショップと一部ガチャにおけるサポートカードの絞り込み機能の調整もおこなわれている。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、iOS/Android/PC(DMM GAMES)向けに配信中。6月26日には、PC(Steam)版も配信予定だ。