ジェット噴射爽快アクション『ウルトラジェットガール』正式発表。敵を倒して燃料補給、おんぼろジェットパックで目指せ空島

講談社ゲームクリエイターズラボは4月11日、ashi(アシ)氏を新たなラボメンバーとして発表。同氏は『ウルトラジェットガール』をSteam向けに開発中だ。

講談社ゲームクリエイターズラボは4月11日、『ウルトラジェットガール』を新たなラボメンバーとして発表した。同作はPC(Steam)向けに開発中となっている。

『ウルトラジェットガール』は、壊れかけのジェットパックを使って少女が空島を目指す、ジェットパックアクションゲームである。本作の主人公ルーは、ある時壊れかけのジェットパックを拾う。彼女は拾ったジェットパックを目指して、遥か空にある島へ出発。壊れかけのジェットパックを使って空島を目指す、少女の冒険が繰り広げられる。

2024年10月頃の動画

少女は空中で敵を倒し、燃料を補給しながら空高く飛んでいく。主人公のルーはジェットパックを装備しているため、空島への到達は簡単そうに思えるかもしれない。しかし本作ではジェットパックが壊れているため、燃料を多くは貯めておけない。そこでプレイヤーは敵を倒して燃料を補充し、目的地を目指して進んでいく。具体的な操作方法としては、左スティックによって飛ぶ方法を決定する。簡単操作ながら、時に瞬時に敵の倒し方を考えたり、精密な操作が求められるなど、奥深いアクションが待ち受けているようだ。

本作は、ゲーム開発者のashi(アシ)氏が手がけている。プレスリリースによると同氏は約2年前、自分の表現がどこまで通用するのか挑戦しようと、本業の傍ら個人制作をスタート。経済産業省が主催するアクセラレーションプログラム「創風」への採択や、「東京ゲームショウ2024」への出展などを経て、開発が進められてきた。

そんな本作が、今回「講談社ゲームクリエイターズラボ」の新たなラボメンバーに採択されたわけだ。今回は「講談社ゲームクリエイターズラボ」への応募ではなく、「創風」のイベントで編集部員が声をかけたことをきっかけに、フェロー制度を経て選出されたという。契約後は講談社ゲームクリエイターズラボの編集者が、完成までフルサポートする。

またプレスリリース内の選評によると、本作では手触りの良さや、挑戦心をくすぐる絶妙なレベルデザインから、体験版に没頭する編集部員が続出しているとのこと。完成に向けて、さらなる中毒性や気持ち良い体験を目指して、ブラッシュアップが進められるそうだ。

『ウルトラジェットガール』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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