ミスると“爆発”鉄道運営パズルゲーム『Train Valley Origins』6月13日配信へ。物資を運びながらスマートに路線づくり、事故らないように手動で管理する

Polden Publishingは5月16日、『Train Valley Origins』を6月12日に配信すると発表した。パズル要素のある鉄道運営シム『Train Valley』シリーズの最新作だ。

パブリッシャーのPolden Publishingは5月16日、Flazmが手がける鉄道運営シミュレーションゲーム『Train Valley Origins』を6月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で6月13日配信となるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。

本作は、パズル要素のある鉄道運行を楽しめる『Train Valley』シリーズの最新作だ。ビジュアルや各種要素を洗練させつつ、シリーズのルーツに立ち戻る作品になるという。

『Train Valley Origins』には、アメリカ西部、中国、ノルウェーなど4つの国・時代をモチーフにした、あわせて40種類のステージが収録。それぞれに3つのメイン目標が設定されており、制限時間内に達成することを目指す。目標の内容としては、列車の運行を指定回数完遂することを基本とし、そのほか指定金額を稼いだり、特定のオブジェクトを建設したり、あるいは逆に建設しないでクリアしたりなど、さまざまなものが存在する。

ステージにはそれぞれ異なる環境・レイアウトの島が用意され、いくつかの施設が点在。プレイヤーは施設間をつなぐ鉄道網を構築し、各施設が必要とする資源を列車で運ぶ。線路を敷くにはお金がかかり、お金は資源の運搬を完了すると獲得できる仕組みだ。

線路以外にも、コストは高いが川に橋をかけたり、山にトンネルを掘ったりといったことも可能。効率よく資源を運べるよう鉄道網を最適化しながら、ステージ目標を考慮して、時には回り道をしてお金を節約する判断も求められるだろう。

列車を発車させると自動で進んでいくため、プレイヤーは路線の分岐のスイッチを切り替えて、目的の施設へと導く。ステージ目標の達成には基本的に複数の列車を同時に走らせることになり、列車の追加も可能。スイッチの切り替えを誤ると衝突事故を起こし、損害の回復にコストがかかってしまうため、適切に管理しなければならない。待避線を作るなど、路線構築で工夫することも大事だ。

本作には、蒸気機関車から現代の列車まであわせて24種類の機関車が収録され、ゲームを進める中でアンロック可能。それぞれ見た目だけでなく、走行スピードや牽引する貨車の数にも特徴があり、機関車の選択はゲームプレイにも関わってくるだろう。また、実在の歴史的な機関車をモチーフにしており、車庫ではそうした解説と共に機関車を眺めることができる。


このほか、本作にはステージエディタ機能も搭載。島の地形から風景を彩る各種オブジェクト、そして各施設の配置まで自由にカスタマイズして、オリジナルのステージを作成できる。完成したステージは、Steamワークショップを通じてほかのプレイヤーと共有可能だ。

『Train Valley Origins』は、PC(Steam)向けに6月13日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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