デベロッパーのBluespy Studiosは8月26日、『Toy Shire』を早期アクセス配信開始した。価格は税込1200円。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)で、日本語表示に対応。本作はリリース後さっそく好評スタートを切っているようだ。
『Toy Shire』はタワーディフェンスゲームだ。主人公は家族から新しくグリーンアーミーメン風のおもちゃを買ってもらったものの、古いおもちゃはそれを良しとしなかった。プレイヤーは反旗を翻す古いおもちゃを相手取り、拠点を防衛することとなる。なお戦う相手には、自分のおもちゃでないものも存在している。そうしたさまざまな敵を相手取りながら、戦いを繰り広げていくのだ。
ゲームプレイにあたっては、おもちゃの櫓や砲台、兵隊などを設置して敵に立ち向かう。敵を倒して獲得できる星を消費して、ユニットを増設する、タワーを強化するといったことができる。どのように配置・強化するかが大事になるだろう。
本作はタワーディフェンスであるため、バトルに勝利するためには、敵のウェーブをすべて乗り切る必要がある。しかしながら本作では、相手拠点に攻め込んでの勝利も可能となっている。配置した兵隊は個別/複数問わず移動を指示することができるため、優位が取れたら敵陣に攻め込み、一気に決着をつけてしまってもいいだろう。
本作は今年3月に『Toy Shire: Room One』という無料デモ版を配信開始。リリース直後はピーク時の同時接続プレイヤー数が1290人を記録していた(SteamDB)。レビューでも約1100件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。映画「トイストーリー」のような雰囲気や、やりごたえのある難易度が高く評価されているかたちだ。
そして8月26日『Toy Shire』としてついに早期アクセス配信がスタート。早期アクセス配信の製品版である本作もリリース後さっそく好評を記録しており、Steamユーザーレビューでは約80件中100%の好評率で「非常に好評」ステータスとなっている。
ゲーム内では4つの部屋を舞台にした計12ステージが存在し、8種類のタワー、8種類の兵士が利用可能。Steamワークショップにも対応しており、クリエイティブモードにて自作のステージを作成し、共有することなども可能だ。
なお本作についてはBluespy Studiosから今後のロードマップが公開されている。リリース後すぐにミニゲームを追加する予定とのこと。またその後はエンドレスモードや新タワー、新兵士の追加がおこなわれる見込みだ。コントローラーやSteam Deckへの対応など、システム面での更新もおこなわれるとのことで、今後のアップデートからも目が離せなさそうだ。
『Toy Shire』はPC(Steam/GOG.com)向けに早期アクセス配信中。またリリース記念セールとして、9月10日まで、定価1200円のところを10%オフの1080円で購入可能だ。