おもちゃ屋ビジネス拡大シム『Toy Shop Simulator』1月13日にSteam早期アクセス配信へ。真面目に働いてもよし、ライバル店で「設備破壊・ゴミぶちまけ」など悪逆非道もあり
PaperPixel Gamesは1月5日、おもちゃ屋さん経営シム『Toy Shop Simulator』を1月13日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。本作は日本語表示に対応予定だ。
『Toy Shop Simulator』はおもちゃ屋さんを経営するシミュレーションゲームだ。主人公は不当に解雇されてしまった大手玩具チェーン店の従業員。解雇によって生活が苦しくなった時、地元に愛される玩具店を経営していた今は亡き祖父のメッセージをもとに、おもちゃ屋さんを1から経営することを決意する。プレイヤーは小さなおもちゃ屋さんの店主として、おもちゃを売り、店舗を拡大させ、おもちゃビジネスを築き上げるのだ。
プレイヤーはおもちゃの入荷から商品の補充、レジの応対や、レイアウトの調整などの業務を行うことになる。お金が貯まれば、おもちゃブランドから人気おもちゃのライセンスを購入することや、内装の変更、店舗の拡大などが可能。小さな店舗でおもちゃをコツコツ売りながら、少しずつビジネスを拡大させていくこととなるゲームプレイが楽しめる。
お店には顧客のほかに、万引き犯やチェーン店従業員時代の元上司などが来店。万引き犯にはハンマーで対処。元上司の嫌味な一言をスルーするなど、通常業務以外のイレギュラーな事態をこなす必要もあるようだ。また、おもちゃ販売は店舗だけでなくオンラインでの販売も可能だ。おもちゃを届けるのはプレイヤー自身。注文が入り次第、棚から指定されたおもちゃを持ち、スクーターで住所までタイムリーに届ける必要があるという。
店舗はレイアウトの変更や店舗の拡大だけでなく、壁紙や床などを自由にカスタマイズ可能。顧客が喜ぶような明るくてファンシーな店づくりから、趣味全開の尖った店など自分らしいおもちゃ屋さんづくりが楽しめるだろう。また、店舗経営以外にも、ラジコンを使ったライバル店の調査や、ギャンブル、ガチャガチャをコレクションするなどのアクティベートも充実している模様。そういった活動が店舗経営に役立つこともあるかもしれない。
また本作では競合他社を卑劣な手段で妨害することも可能だという。ジャミング装置を積んだリモコンカーでオンライン取引を遮断したり、電源設備を破壊して停電させたり、ゴミ収集車で店前にゴミをぶちまけたりといった手段が用意されるとのこと。無法きわまるやりたい放題であり、デメリットがあるかどうかも注目されるところかもしれない。
本作を手がけるのは、トルコに拠点を置くPaperPixel Games。過去には低価格ホラーゲーム『Insight』をパブリッシングしている。本作は同社初の大きなプロジェクトとして1月13日に早期アクセス配信される。早期アクセス配信期間は6か月以内を予定しているそうだ。正式リリース版では、ドローン配送やトイカーのレースをはじめとしたアクティビティが追加されるほか、玩具店のオーナーとして店を発展させるストーリーにさらに大きな新展開も用意される予定だという。正式リリース時には、値上げも予定されているそうだ。
『Toy Shop Simulator』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに1月13日に早期アクセス配信予定。また、現在デモ版が配信中だ。