オープンワールド・幻想島探検アクション『Towers of Aghasba』11月20日早期アクセス配信へ。オンラインマルチ対応、ジブリ作品から影響受けた滅びの島でサバイバル


デベロッパーのDreamlit Gamesは10月23日、『Towers of Aghasba』の早期アクセス配信を11月19日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で11月20日になるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Towers of Aghasba』はオープンワールド・サンドボックスゲームだ。最大4人でのオンライン協力プレイに対応予定。本作の舞台となるのは、「ホロビ」と呼ばれる暗黒の力により荒廃してしまった島「アガスバ」である。プレイヤーはアガスパを冒険し、島の生態系を成長させながら自分の村を作っていく。

ゲーム開始時点ではアガスバの大部分はホロビに侵されており、モンスターがうごめく死の大地となっているという。プレイヤーはモンスターを倒すことでホロビを取り除き、島を再生していくことが可能。生態系を復活させることで資源を採取できるようになったり、あるいは動物たちが現れたりと島に命が戻っていく。そうして集めた資源で新たな武器や道具をクラフトしながら、島を冒険していくことになるようだ。

移動は徒歩やクライミングのほかにグライダーで滑空したり、あるいは動物に乗ったりできるという。島の動物はたとえば空を飛ぶ巨大な魚のようなものなど、幻想的な生物たちがさまざま登場。動物たちは観察することで図鑑に登録したり、エサをあげて手なずけたり、あるいは弓矢や剣で戦ったりできるようである。狩りをすることで新たな素材などが手に入るのかもしれない。

そのほか、本作では村づくりをおこなうことも可能。かつて島に住んでいたというシム族の文明を再建するため広大な集落を飾りつけ、自分だけのデザインの村にしていくことができるという。また本作の背景のテクスチャはアナログの手塗りで描いたものを取り込んでおり、いくつかのテクスチャは元スタジオジブリの美術監督・西川洋一氏が描いているとのこと。


そんな本作は早期アクセスとして配信予定。早期アクセス期間は1年から1年半ほどを予定しているという。早期アクセス開始時点では6つの地域と3種類の村、50種類以上の生物と150種類以上のクラフトアイテムなどが用意される。配信開始後は新たなバイオームなど新要素を追加しつつ、ストーリーを進展させていく予定とのこと。またマルチプレイ時に同時プレイ可能な人数を増やす計画もあるという。早期アクセス終了前には販売価格を上昇させる予定とのことだ。

本作を手がけるDreamlit Gamesはアメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くゲームスタジオだ。『Hawken』の元開発者など業界のベテランたちが中心となり、2020年に設立されたという。本作の制作にあたってはスタジオジブリの映像作品から影響を受けているとのこと。アナログを活用したという本作のアートスタイルは、同スタジオの影響によるのだろう。Dreamlit Gamesとしてゲームを配信するのは本作が初めてとなるようだ。

『Towers of Aghasba』はPC(Steam)/PS5向けに、11月20日に早期アクセス配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。