東方Project二次創作ゲーム『不思議の大冒険 チルノ見参!2』Steam版が9月9日発売へ。「何でも装備できる」ローグライクRPG、7年ぶりのアプデで新ダンジョンも追加

ウェレイ氏は8月30日、『不思議の大冒険 チルノ見参!2』Steam版を9月9日に発売すると告知した。

国内のゲーム開発者ウェレイ氏は8月30日、『不思議の大冒険 チルノ見参!2』Steam版を9月9日に発売すると告知した。価格は税込999円。新要素として、追加ダンジョンも収録されているという。

『不思議の大冒険 チルノ見参!2』は、東方Projectの二次創作作品『不思議の大冒険 チルノ見参!』の正統進化作となる、不思議のダンジョン系ローグライクRPGである。主人公チルノは大妖精と仲良しであった。本作ではある日、大妖精が鬼人正邪にさらわれてしまう。主人公のチルノは、大妖精を助けるためにダンジョンに挑戦するわけだ。

本作は、基本的にはオーソドックスなローグライク作品のシステムが採用されている。チルノが挑戦するダンジョンは、入るたびに構造が変化する難攻不落の迷宮となっている。厄介な能力をもつ敵も多数登場。すべての敵と正面から戦うのは難しいだろう。そこでチルノは、落ちているアイテムを上手く使用する。ダンジョン内にはカードや腕輪、巻物やおにぎりなど、特殊な能力が込められたアイテムが多数存在している。アイテムの効果を上手く活用して、ダンジョンの踏破を目指すのだ。

特徴的なシステムとしては、本シリーズでは「何でも装備システム」によって、ほとんどのアイテムが装備できる。具体的には、武器などに相当するカードからおにぎりや草といった消耗品まで、装備品として装着可能だ。カードには攻撃力や防御力が設定されており、攻撃枠に装備すると攻撃、防御枠に装備すると防御がステータスに反映。何でも枠におにぎりを装備すると敵からたまにおむすびが入手可能となったり、回復アイテムの万能草を装備するとHP回復効果が発動したりなど、アイテムに設定された印ごとの能力が発動する。

さらに「何でも使用システム」によって、武器や盾相当のカードも含めて消耗品として使用可能となっている。本作では2種類の何でもシステムによって、アイテムを幅広く活用できるようになっているわけだ。要素としては、全ダンジョンに三段階の難易度が搭載。攻略中に倒れてしまった際に、アイテムと敵配置を再現したダンジョンを攻略できるコンティニューシステムも用意されており、幅広いプレイヤーに向けた内容となっている。

本作は、国内のゲーム開発者ウェレイ氏が代表を務めるサークル「クロスロッジ」が手がけている。過去作としては、2012年に前作『不思議の大冒険 チルノ見参!』をリリースしている。同作は2014年に無料化された後、2022年にはSteam版も公開。ローグライクをベースに何でも装備できるシステムを採用したゲームプレイなどから、高く評価されてきた。

本作『不思議の大冒険 チルノ見参!2』は、『不思議の大冒険 チルノ見参!』の正統進化作として2013年にリリースされた作品だ。バランス調整によってほとんどのアイテムと敵が強化されている。敵が速くなるだけだった「敵倍速の巻物」は、44ターン後に死ぬ効果が追加されて「墨染の書」に変更。ボムを消費してカード使用効果が発動できる「ボムシステム」や、特殊合成といった新システムも登場している。基本的なシステムはそのまま、より個性的かつ派手にパワーアップを遂げた作品となっている。

今回はそんな2014年の作品が、Steamでも公開される。Steam版にあわせて7年ぶりの更新がおこなわれ、新ダンジョンが追加。値段や発売日もチルノに馴染んだ数字になっているそうだ。

不思議の大冒険 チルノ見参!2Steam版は、9月9日に税込999円で発売予定。また体験版も公開中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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