東方Project第20弾『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』発表、8月発売へ。初心に返って霊夢と魔理沙が異変に挑む、オーソドックスな東方新作

上海アリス幻樂団は4月12日、『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、まずは体験版が5月5日の博麗神社例大祭にて頒布予定。記念すべき第20弾として、今回の主人公は霊夢と魔理沙の2人になるという。

上海アリス幻樂団は4月12日、『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、まずは体験版が5月5日の博麗神社例大祭にて頒布予定。記念すべき第20弾として、今回の主人公は霊夢と魔理沙の2人になるという。なお本情報はZUN氏自身により東方よもやまニュースにて発表されたものだ。

『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』は、霊夢と魔理沙が謎めいた8種類の異変石を組み合わせて敵に挑む、東方Projectの第20弾となる弾幕STGである。本作の幻想郷では、わずかなものだけが気づく何かが起こっていた。明らかな異常反応を示すのは聖域。山の麓にあるアンタッチャブルな地と異変の力であった。そこで、博麗の巫女は今まで解決してきた異変の力を纏って、聖域に挑むようだ。東方でしか見たことのない世界観と、謎めいたストーリーが繰り広げられる。

ゲームプレイとしては、本作はいつもの弾幕シューティングとされている。基本的には、敵の弾幕を避けつつショットを撃ち込んでいく、STGが展開されるのだろう。本作の主人公は、博麗霊夢と霧雨魔理沙の2人。彼女たちは、謎めいた8種類の異変石を組み合わせて、敵に挑戦。公開された画像を見る限り、異変石には自分より後方の敵弾を消すなど、異変攻撃と呼ばれる能力が設定されているようだ。攻略にあわせて、異変石を選択するのかもしれない。

制作にあたっては、今回は特にオーソドックスなスタイルで、気持ちよく弾幕が楽しめるゲームを目指したとのこと。ZUN氏は、「この時代にこんな古典的なゲームが創れる事自体が奇跡」とも語っており、スタンダードなSTGが展開されるのかもしれない。また今作では東方でしか見たことのない世界観と、謎めいたストーリーも楽しんでほしいそうだ。

『東方錦上京 〜 Fossilized Wonders.』は、PC(Steam)向けにリリース予定だ。また3面まで収録した体験版が、5月5日の博麗神社例大祭にて頒布予定。製品版は、8月のコミックマーケットでも発売予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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