デベロッパーのStudio Breadhouseは、ライフシミュレーションゲーム『Tomoyo』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリースは2025年第3四半期を予定している。また発表にともない、開発ロードマップも公開されている。
『Tomoyo』はライフシミュレーションゲームだ。本作では、主人公は新たな職として「Tomoyo apartments」の管理人を任されることになる。プレイヤーはそんな管理人となり、Tomoyo apartmentsの住人たちとともに過ごし、親睦を深めることとなる。
住人との交流にあたっては、プレゼントをあげることが可能。ほかにもアパートを飾り付けることでも住人と仲良くなれる模様。アパートをどんどん暮らしやすくし、彩っていき、住人を満足させることが大事になるようだ。なお住人は見た目、性格ともに自由にカスタマイズ可能とされている。自分好みの住人を作り上げることもできるだろう。
そして住人を幸せにさせたら、家賃を上げることもできるとのこと。家賃収入が増えれば、アパートをより大きくすることも可能となる模様。規模を拡大していくことで、新たなロケーションや、ショップ、家具などが増えていくそうだ。
また住人同士でのコミュニケーションもおこなわれる。ときには住人同士で気まずい状況になってしまったり、三角関係に発展したり、さらには結婚することもあり得るという。Tomoyo apartmentsでの住人がどのように交友関係を進展させていくかも、観察しがいがあるかもしれない。
本作の発表にあたっては、ロードマップがあわせて発表されている。まずは9月20日をめどにキャラクターメイクが可能な体験版をリリース予定。その後年内には体験版にアパートを運営するメインのゲームプレイや、ミニゲームなどといった各種要素が追加されていく見込みだ。さらにベータ版としてのプレイテストや、Kickstarterによるクラウドファンディングなどの予定もあるようだ。
本作を手がけるのはStudio Breadhouse。2Dアニメーション制作をおこなっている学生二人組によるゲームスタジオだ。Studio Breadhouseによれば、ニンテンドーDS向けにリリースされた『トモダチコレクション』の続編を待っていたものの、リリースされないので、自分たちで“新たな『トモダチコレクション』”を作るに至ったという。先述したゲーム説明のように『トモダチコレクション』を彷彿とさせる要素もさまざま盛り込まれているようで、いわゆる精神的続編のようなゲームとして楽しめるかもしれない。
『Tomoyo』はPC(Steam)向けに2025年第3四半期リリース予定だ。