のんびり写真撮影旅ゲーム『TOEM 2』発表。“圧倒的に好評”な前作に続き、人助けしながら世界を記録する新たな旅路

popagenda/Something We Madeは12月11日、『TOEM 2』を発表した。写真撮影旅ゲーム『TOEM(トーエム)』の続編だ。

パブリッシャーのpopagendaおよびデベロッパーのSomething We Madeは12月11日、『TOEM 2』を発表した。PC(Steam)/コンソール向けに2026年発売予定。開発は初期段階だそうだ。

本作は、『TOEM(トーエム)』の続編だ。舞台となるのはモノクロの手描きイラスト調世界。前作ではアマチュアの写真家として、「TOEM」と呼ばれる魔法の現象を目にするための旅に出かける物語が描かれた。スカンジナビアの片田舎から影響を受けたというさまざまな地域を探索。バス代を稼ぐため、写真撮影を通じて、さまざまなキャラクターたちを手助けする作品となっていた。


前作では見下ろし型視点が採用されており、探索中にいつでもカメラで撮影することが可能。カメラを構えると一人称視点に移行。カメラのファインダーを覗いて、さまざまな景色やキャラクターのポートレイトを撮影することができた。またときには三脚を構えて、自身も画角に写りこみながら写真を撮影することも可能であった。

新作『TOEM 2』でも写真家の主人公による、新たな冒険が描かれるという。道中でキャラクターたちを助け、世界のささやかな不思議を記録することになるそうだ。ティザートレイラーおよびスクリーンショットが公開されており、モノクロの世界や手描きイラストのキャラは健在な様子。一方で建造物など、ステージ内の3Dオブジェクトは輪郭線のない柔らかなデザインに変化するようだ。

本作を手がけるのはスウェーデンに拠点を置くSomething We Made。前作『TOEM』は2021年9月にSteam向けにリリースされ、後にPS5/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けにも展開されている。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで約5300件中99%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得する高評価作品だ。アートデザインのほか、依頼をこなしながらものんびりと自由に写真を撮影できるゲームプレイも好評を得ている。

新作『TOEM 2』のプレスリリースによると、作曲家を含め前作のチームが再結集され、新たな顔触れも迎えて開発されているという。高評価の前作で上手くいった部分を継承しつつ、改善も盛り込みながら野心的な目標を立てて取り組まれているそうだ。続報にも注目したい。

『TOEM 2』はPC(Steam)/コンソール向けに2026年発売予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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