元フロムスタッフの野心アクションRPG『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』Steam新体験版配信開始。プレイ動画投稿10万円イベントも開催
『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』は、『地罰上らば竜の降る』として開発されていた、剣による近接戦を中心とした1人用3DアクションRPGである。

講談社ゲームクリエイターズラボは2月25日、『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』の体験版をSteamにて公開した。またあわせて、同体験版による「魅せプレイ選手権」が開催中。3月31日までの期間に動画を撮って投稿すると、10万円分のSteamウォレットが最大3名にプレゼントされるそうだ。
『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』は、『地罰上らば竜の降る』として開発されていた、剣による近接戦を中心とした1人用3DアクションRPGである。本作の舞台は、かつて空を目指した竜たちが、地罰によって絶滅した世界。人々は神の宿った大地を信仰し、大地にはメイが溢れたのだという。
主人公は、メイを扱う戦士メイナスの1人だ。本作で主人公は、侵略された故郷を取り戻すため、島内での戦闘を繰り広げていく。戦闘では、剣による近接戦に加えて、「メイ」を利用した技を使用できる。ただし、メイは使用しすぎると神の怒りに触れ、一時的に戦闘不能になってしまう。システム面では、2つのボタンやゲージ技などを組み合わせる連撃や、方向入力を伴うジャストパリィやジャスト回避などが存在。強敵との対峙や、緊張感などを追求したゲームプレイが待っているという。


本作は、Hytacka氏が手がけている。同氏は、「世界一面白いアクションRPG」を人生のメインクエストとして掲げる国内のゲーム開発者。経歴としては、かつてフロム・ソフトウェアに所属し、『DARK SOULS III』のDLC開発にプランナーとして参加していたそうだ。2020年頃からは、『地罰上らば竜の降る』の開発を本格的にスタート。同作は「講談社ゲームクリエイターズラボ」第1期ラボメンバーに選出され、同取り組みによって支援されながら開発が進められてきた。
しかし、2023年3月に公開された戦闘体験版では、大きな注目を受けると共に、操作が難しすぎるといった声も集まる結果となってしまう。同氏はフィードバックを受けて、ゲームシステムの大幅な見直しを決定。大幅なブラッシュアップを加えた「新生地罰」が『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』となっている。
Steamにて2月25日に配信開始された体験版では、製品版でプレイ可能な全3ステージのうち、第1ステージの序盤がプレイ可能とされている。フィードバックを受けて磨き直された緊張感や達成感のあるゲームプレイが、体験できるのだろう。

また体験版の公開にあわせて、「魅せプレイ選手権」が開催されている。「魅せプレイ選手権」は、本作の体験版を用いて「魅せプレイ」動画を撮影して投稿する、プレイヤー参加型企画だ。審査は開発者のHytacka氏が担当。ボスの攻撃をパリィで華麗に受け流して効率的にダメージを与えたり、流れるようなコンボを敵に叩き込んだりなど、見ている人を楽しませるプレイかどうかなどを判定し、受賞者が選ばれるという。
最大3名の受賞者には、Steamのウォレット10万円分がプレゼントされる。応募期間は、2月25日0時から3月31日23時59分まで。X(旧Twitter)上に投稿された動画が選考対象となっている。アクションや魅せプレイに自身のあるプレイヤーは挑戦してみてもいいかもしれない。
なお本企画には、本作のSteamウィッシュリストへの登録や、エフェクト調整などの禁止、自身がプレイした動画に限るといった細かな条件も存在する。詳しくは講談社ゲームクリエイターズラボ公式サイト内の、応募する動画の作り方などを確認してほしい。
『Rise of Rebellion~地罰上らば竜の降る~』は、Steamにて体験版が公開中。「魅せプレイ選手権」は、3月31日まで応募受付中だ。