“圧倒的に好評”王国防衛ゲーム『Thronefall』10月11日正式リリースへ。管理するリソースはコインだけ、「100万本近く売れてる」お手軽ながら中毒性高めなストラテジー
デベロッパーのGrizzly Gamesは9月25日、『Thronefall』を10月11日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。本作は現在Steamにて早期アクセス配信中で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また正式リリースにともなう無料大型アップデートでは、3つの新ステージなど新要素が追加予定だ。
『Thronefall』は街づくり防衛ゲームに2Dアクション要素をかけ合わせた作品だ。「頭痛のないストラテジーゲーム」と謳われており、手軽に遊べる作品であることが開発・販売元より打ち出されている。本作ではプレイヤーは王を操作して敵と戦いつつ、防衛施設を建設して城を守っていく。
ゲームプレイは昼夜を繰り返すかたちで進行する。昼間は建築パートとなりコインを消費することで、あらかじめ決められた位置に施設を建てることが可能。兵舎や城壁といった防衛施設や、収入源となる民家や畑などを建て、襲撃に備えつつ国を発展させていく。時間を進めて夜にすると敵が来襲。兵士を配置したり、王を操作して戦闘したりしながら、敵の全滅を目指す。
建てた施設はさらにコインを投じることでアップグレードし、特殊な効果をもたせることができる。たとえば畑であればシンプルに収入を増やすこともできるほか、敵に破壊されたときに爆発してダメージを与えるトラップとすることも可能。施設のアップグレード先や、王が装備可能な武器などはゲームの進行に合わせて増えていく。
ステージは複数存在し、開始する前に各種のボーナスや高難度化オプションを選択して、設定を変えて遊ぶことが可能となっている。また通常のステージのほか、ローグライト風のエンドレスモードも用意。同モードではボーナスを入手しながらステージをクリアしていき、少しずつ強くなる敵を前にどこまで進めるか挑戦することができる。
本作は2023年8月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。ユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約1万4700件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。また本作は100万本近く売り上げていることが開発・販売元より伝えられており、ユーザー評価と売れ行きともに好調な人気作となっている。レビュー内容では、コイン以外にリソースが存在しないシンプルなシステムながら、奥深い戦略性が感じられるとして好評を得ている。また、特にエンドレスモードには中毒性があるとする意見も散見される。
今回、そんな『Thronefall』が10月11日に正式リリースされると発表された。正式リリースにともなうアップデートでは、新たに3つのステージが追加予定。新ステージにはそれぞれユニークなチャレンジが用意され、新たな敵やボスも待ち受けているという。またさらに、3つの武器や11種のボーナスなども追加。追加要素はすべてエンドレスモードにも適用され、より戦略の幅が広がった挑戦が楽しめるとのことだ。
『Thronefall』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに、10月11日に正式リリース予定だ。Steamでの価格は税込1500円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また正式リリース時にはセールが実施される予定とのこと。興味のある方はセールを待って購入するのもよいかもしれない。