大規模戦闘MMORPG『スローン・アンド・リバティ』リリースされるや否や大盛況。攻城戦やPvPvEダンジョンなどバトル要素充実、MMOの名手NCSOFTが手がける


Amazon GamesとNCSOFTは本日10月2日に『スローン・アンド・リバティ』を基本プレイ無料タイトルとして正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応。本作はリリース間もないながら、さっそく多くのプレイヤーを集めているようだ。

『スローン・アンド・リバティ』は、MMORPGだ。本作ではソリシウムと呼ばれる広大なオープンワールド世界が舞台。プレイヤーは最大で数千人規模になる大規模PvPバトルや、PvPvEのダンジョン攻略などを楽しめる。ソロプレイのほか、ギルドに参加して冒険することもできる。


本作では、クラスフリー制を取り入れており、プレイヤーは2種類の武器を装備可能。スキルはクラスごとによるのではなく武器ごとに定められており、武器の装備によってスキルにアクセスできる仕組みだ。また、強化した内容は、継承システムを通じてほかの装備に移すことができる。このほか、キャラクターが動物などに変身し空を飛んだり海を泳いだりできる、モーフと呼ばれる能力も特徴のひとつとなっている。

戦闘においては、大規模PvPイベントとして「ギルドの征服」と攻城戦が存在。ギルドの征服では、狩場での経験値やドロップ率が増加する恩恵石、そしてステータス強化効果などがある次元石という2つの目標を巡ってギルド同士で戦う。一方の攻城戦では、数千人規模のプレイヤーが城の支配権をめぐって45分間の戦いが繰り広げられる。ここでは空挺や、ゴーレムに変身して城に攻め入るなど、さまざまな戦略を取ることができる。さらに、PvPvEダンジョンも用意されており、ギルドの仲間と共に、強力なボスを倒しながら各階層を攻略していく。


そんな本作は今年7月にオープンベータテストを実施し、6万人を超える同時接続プレイヤー数を記録(関連記事)。その後早期アクセス配信を経て、10月2日に正式リリースを果たした。正式リリース後もさっそくプレイヤーが集まっているようで、SteamDBによれば、ピーク時で約32万を記録している。

一方で、Steamユーザーレビューでは、約9300件中54%が好評とする「賛否両論」ステータスとなっている。PvP要素が主軸となっており、ギルドへの加入が重要となっているため、ソロでのんびりと楽しみたいプレイヤーなどからは不評となってしまっているようだ。また現在はアップデートにより対処されているとのことだが、各プラットフォームでエラーなどの不具合に遭遇したプレイヤーからの不評なども散見される。

とはいえゲームプレイについては、昔ながらのMMOでありつつも現代風のグラフィックで繰り広げられるゲームプレイが好評。特に対人要素が多いこともあり、味方などとコミュニケーションしつつ戦闘をおこなう点と、装備によるビルドの幅の広さが高い評価を獲得している。リリース間もない本作ながら、さっそく注目を集めているかたちだ。

スローン・アンド・リバティ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信中だ。