90年代ヴィンテージショップ経営シム『Thrifty Business』発表。レトロな品々を並べて可愛く販売、“クセあり客”をおもてなし

Spellgarden Gamesは12月10日、ヴィンテージショップ経営シミュレーション 『Thrifty Business ヴィンテージショップへようこそ』を発表した。

デベロッパーのSpellgarden Gamesは12月10日、ヴィンテージショップ経営シミュレーション 『Thrifty Business ヴィンテージショップへようこそ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年内にリリース予定。Steamでのウィッシュリスト登録も開始されている。

本作は、90年代をモチーフにした、ノスタルジックな内装のヴィンテージショップが舞台。プレイヤーは同店舗のオーナーとして、雑貨品や衣服などを仕入れた後、ボックスから出して店内に陳列し、訪れた客に販売する。プレスリリースによれば、ゲームの進行速度は緩やかで「ゆったりとクリエイティブに楽しめる」作品になっているという。

登場するアイテムは500種類以上で、すべてがピクセルアートで描かれているのが特徴。アイテム類を設置する棚や服の場所は自由に選ぶことができる。家具や装飾品、壁紙、床といったお店のインテリアもカスタム可能で、ゲームが進むと店内の拡張や、フロアの増築もできるとのこと。また、来店者とのコミュニケーション要素も実装されており「クセのあるお客さんたちと交流」が楽しめるそうだ。

開発元のSpellgarden Gamesは、2023年にリリースされた『Sticky Business』などで知られているスタジオだ。同作は、ステッカーを作成・販売するショップを運営するシミュレーションゲームで、ゲーム内では独自のステッカーを作成可能。完成したステッカーをゲーム内のインターネットストアに公開すると、注文が入るので、ステッカーシートに印刷して発送するというのがゲームの流れ。本稿執筆時点では、Steamレビュー数は約5400件に達しており、96%もの好評率でステータスは「圧倒的に好評」となっている。

その後今年5月にはファンタジー世界の農業シム『Ritual of Raven』を発売。そこから間もなくして本作『Thrifty Business ヴィンテージショップへようこそ』が発表されたかたちだ。可愛いアートスタイルのシミュレーションゲームに定評があるスタジオが贈る新作に期待したい。

『Thrifty Business ヴィンテージショップへようこそ』は、PC(Steam)向けに配信中だ。

Satofumi Inoue
Satofumi Inoue
記事本文: 5

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。