泥棒シム『Thief Simulator』なんと“1作目”に新大型アプデ配信開始。DLCで「ショッピングセンター」や泥棒道具実装、無料新ミッションも盛り込み
パブリッシャーのPlayWay S.A.と開発元のNoble Muffinsは12月11日、『Thief Simulator』に向けて有料ダウンロードコンテンツである「Shopping Center」を含むPatch 1.8を配信開始した。新たにショッピングセンターを舞台としたステージが追加されたほか、新道具や車両が実装。無料コンテンツとしては、新たな泥棒計画として列車庫を舞台としたステージがプレイ可能となっている。
『Thief Simulator』は泥棒として生計を立てていくシミュレーションゲームだ。泥棒となったプレイヤーはネットを通して以来を受注、指定された家からアイテムを盗んだり破壊したりしながらミッションをこなしていく。泥棒活動においてはスキルや道具が重要となる。スキルは泥棒計画完了後に貰えるスキルポイントを割り振り、道具は泥棒で稼いだ金で購入が可能だ。プレイヤーはスキルや道具を駆使しながら、住民の行動パターンを下見したのち、完璧な盗みを働くことを目標とする。
このたび発表されたPatch 1.8では、『Thief Simulator』において2つ目となる有料ダウンロードコンテンツ「Shopping Center」が実装されている。「Shopping Center」は文字通り、ショッピングセンターを舞台としたステージとなっている。ショッピングセンター以外にも新たな住宅地や金品が実装されており、周辺地域にも盗みを働くことが可能となるようだ。さらにプレイヤーが使用可能な新車両、トラックとデリバリーカーの二種類が実装されている。
また本パッチでは、新たな道具であるグラップリング・フック、カメラ・ジャマー、メタル・ソーなども実装されている。かぎ爪であるグラップリング・フックや、監視カメラの映像を遮断するカメラ・ジャマーなどは、泥棒活動のなかで大いに役立つことだろう。新たな道具を使用したギミックによって、プレイヤー自身で新たな侵入経路を模索することも楽しみのひとつとなることだろう。
Patch 1.8においては、有料ダウンロードコンテンツ以外にも無料コンテンツが実装されている。無料コンテンツとして列車庫を舞台にした「Train Heists」が実装されているようだ。列車庫では、列車を丸ごと盗むことを目的とする。プレイヤーは実装された新アイテムや新ギミックなどを駆使することで、誰にも発見されることなく、列車を盗むことを目標とする。新たに追加された閉鎖的な空間で手に汗握る、スリリングな体験を楽しむことができるだろう。
なお泥棒シムとしては『Thief Simulator』の続編である『Thief Simulator 2』もあるが、こちらは開発元が別となっている。同じパブリッシャーを経由している作品だが、『Thief Simulator』は『Thief Simulator 2』とは別に、独自に開発が続けられていくようだ。両作品はSteamストアレビューにおいて「非常に好評」ステータスを獲得する人気作品だ。今後も両作品を通して、あるいは好きな方の作品で泥棒稼業に勤しむといいだろう。
『Thief Simulator』は、PC(Steam)向けに配信中。ゲーム本体はセール期間中のため12月20日まで、90%オフの230円(税込)で購入可能。