新作ルートシューター『The First Descendant』配信されるや否やSteamで人気爆発。基本プレイ無料+4人マルチなどで超集客
ネクソンは7月2日、『The First Descendant』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで基本プレイ無料にて提供中。本作にはさっそく数多くのプレイヤーが集まっているようだ。
『The First Descendant』は、TPSとアクションRPGを組み合わせたルートシューターだ。最大4人プレイに対応する。舞台となる大陸「イングリス」では100年前、優れた資源アイアンハートを探すためにバルガスが大陸を侵略。滅亡の危機に陥りつつも生き残った人類はアルビオンに集まり、反抗の機会をうかがっていた。プレイヤーは未知の力を受け継いだ“継承者”として、バルガスたちと対峙。イングリスの平和を賭けて戦い、やがて“継承者”の真実に迫ることとなる。
ゲームプレイにおいては個性豊かなキャラクターたちから使用キャラを選択。それぞれアタッカー/タンカー/デバッファーなどの役割分けがなされている。とはいえ同じ役割でもキャラごとにスキルは異なり、得意な戦法も変化する。キャラの強みを活かした構成やプレイングも考える必要もあるだろう。
本作は2022年から複数回にわたってベータテストを実施。プレイヤーからのフィードバックにより、エンドコンテンツのひとつである「再奪還作戦(インスタンスダンジョン)」の実装や機能の改善などがおこなわれてきた。また6月30日からは事前ダウンロードが可能になっていた。そして本日16時からついにサービスが開始。さっそくユーザーが殺到しており、SteamDBによれば本稿執筆時点で同時接続プレイヤー数が10万人を突破。現在進行形で増加中である。
さらに本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューがすでに900件以上も寄せられ、好評率は78%の「やや好評」ステータスとなっている。事前ダウンロードが可能になった時点でレビューが投稿可能となっていたため、ベータ版をプレイしたユーザーから投じられたレビューも含まれているようだ。
レビューでは各キャラのスキルや武器の強みを活かしつつ、協力して敵を倒すというゲームプレイが好評。ほかにもハイクオリティなグラフィックなども高く評価されている。本稿執筆時点ではベータテスト時点でのプレイへの評価が中心ながら、一定の評価を獲得している様子だ。
また興味深い点として、2013年にPC/コンソール向けにリリースされたSFオンラインTPS『Warframe』をプレイしていたというユーザーからのも好評レビューが散見される。協力プレイ可能なアクションTPSというジャンルの共通点ゆえか、『Warframe』プレイヤーからもなじみ深く感じられたようで、注目される作品になった様子だ。基本プレイ無料タイトルという点も含めて、さっそく数多くのプレイヤーで賑わいを見せている。
ちなみに正式サービス開始にあたっては、ライブサービスとして継続的なアップデートをおこなっていく予定とのこと。ロードマップも用意されており、8月前半には新たな継承者「ルナ(Luna)」の追加などがおこなわれるそうだ。そして8月後半には新たなエピソードも追加される予定。リリース間もないながらもさっそく多くのユーザーが集まっている本作。今後の賑わいやコンテンツ展開なども期待が寄せられるところだろう。
『The First Descendant』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信中だ。