Embark Studiosは7月18日、『THE FINALS』に向けてアップデート3.5.0をリリースした。本アップデートではストアアップデートがおこなわれており、新たな武器スキンなどが追加されている。そのなかでも、特にあるスキンが注目を集めているようだ。
本作は、ネクソン傘下のEmbark Studiosが手がけるチーム対戦FPS。プレイヤーは、バーチャル世界のアリーナで繰り広げられる戦闘ゲームショーの出場者となり、さまざまなゲームモードでの対戦を楽しめる。マップとなるアリーナには、実在のロケーションをモチーフにした環境も用意され、建物を丸ごと吹っ飛ばすなどできる本格的な環境破壊要素が特徴のひとつだ。
そんな本作に向けて、7月18日、ウィークリーアップデートとして、パッチ3.5.0が配信された。3.5.0では、ミディアムビルド用の武器「FCAR」のアニメーションセットや、ライトビルド用武器「リカーブボウ」のスキンセットなどが追加。そして、プレイヤーである競技者のスキンとして、「プロトコル・コア」セットが追加された。
この「プロトコル・コア」は、白を基調に青やオレンジの色合いで、ロボットのようなデザインとなっている。頭についた角のようなアンテナや、パーツの隙間から覗く関節部分などもメカらしさにあふれている。そうした「プロトコル・コア」のデザインが「ガンダム」を彷彿とさせるとして、海外掲示板Redditなどを中心として注目が集まっている。上記の動画のコメント欄にも、「ガンダムのスキン(GUNDAM SKIN)」とみなす反応も多く、3.5.0アップデートの目玉コンテンツとなっているようだ。
とはいえこのスキンはあくまで「プロトコル・コア」というオリジナルデザインのスキンであり、「ガンダム」とのコラボスキンではない。またよく見るとガンダムっぽくない部分も見受けられる。たとえばガンダムタイプのモビルスーツのデザインと違う部分として、“目”ともいえるデュアルカメラにあたる部分が、バイザー状になっている。目元はジム系のモビルスーツ、あるいは「マクロス」シリーズのバルキリーにも似ている。またV字型に伸びたアンテナも、真ん中の基部で区切られたガンダムとは違って、こめかみ部分から左右に伸びている。
ただ白を基調に赤、青をあしらったカラーリングはガンダムを彷彿とさせ、遠目に見るとガンダムっぽい。でもよくよく見るとガンダムらしくない人型ロボット、といった仕上がりだ。
ちなみにこのスキンはビルドに関係なく装備することが可能。また頭部は「プロトコル・フェイスプレート」として別のパーツとなっているため、頭や胴体だけメカニカルになることも可能だ。もはやガンダム風でさえなくなり着ぐるみじみた格好になるものの、奇抜なスタイルで試合に臨むこともできるだろう。
本作に向けては鎧やアニメ調スキンなど、さまざまな種類のスキンが実装されている。そんな中で、“ガンダムっぽい”スキンが突如として実装され、コミュニティ内で話題となったかたち。なおビームサーベル風の武器スキンなどは現時点では存在していないものの、いずれそうしたモチーフのスキンが登場するかもしれない。今後の本作のスキン事情にも注目したいところだ。
『THE FINALS』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中だ。