マルチ宇宙サバイバル・サンドボックス『The Planet Crafter』大型アプデで飾り付けが拡充、宇宙船内部も豪華に一新。有料DLCにも新エンディング追加など大改修のてんこ盛りアプデ
デベロッパーのMiju Gamesは12月10日、『The Planet Crafter』に向けて「Decoration」アップデートを配信開始した。本アップデートは基地内に設置可能な飾り付けが大幅に拡充。有料ダウンロードコンテンツである「Planet: Humble」においても、新バイオームや新種の生物が追加、エンディングが刷新されるといった大掛かりな内容となっている。
『The Planet Crafter』は、惑星のテラフォーミングをおこなうマルチ対応のサバイバル・サンドボックスゲームだ。プレイヤーは罪により服役している囚人となり、その刑期の短縮と引き換えに惑星のテラフォーミング作業に従事することになる。舞台となる惑星は、降り立った直後は水すら存在しない荒廃とした惑星だ。プレイヤーは物資をかき集め、各種設備や装備を拡充し、惑星のテラフォーミングを試みることとなる。テラフォーミングに成功すると、惑星はみるみる姿を変える。雷雨の発生や木々や哺乳類の誕生まで、生命が芽吹いていく過程を楽しむことができるのだ。
このたび配信開始となった「Decoration」アップデートは、まず40種類にも及ぶ新たな飾り付けアイテムが実装されている。テラフォーミングによって登場する生物の模型やポスターなどの内装、基地内部での移動を容易とする室内階段なども実装された。これらの内装設備は「放棄された宇宙船」の内部にて発見可能で、内装を破壊することで作成レシピが入手可能となる。飾り付けアイテムはほかの内装と設置位置を共有することもできるようで、仮に設置が重複しても問題なく配置が可能となった。
なお惑星にて発見可能な「放棄された宇宙船」の内装においても修正が加えられている。室内のレイアウトに修正が加えられており、プレイヤーが迷いにくくなるような調整が加えられている。さらに宇宙船内のアイテム出現率も増加されているため、宇宙船を探索する楽しみがさらに増えることだろう。
また有料ダウンロードコンテンツである「Planet: Humble」に向けて、新たなコンテンツが追加されている。同惑星では新たに2種類の新バイオームと新種の生命体が追加されている。新バイオームは岩々が頭上で交差し、紫の植林が根付く、不思議なバイオームとなっている。さらに有料コンテンツ版のエンディングにおいても、新たな物語が追加されているようだ。公式パッチノートによると、プレイヤーからの不満が多かったエンディングを充実させ、より満足感のいく物語に仕上げたとのことだ。
なお新エンディングについては新規セーブデータの作成は不要とのこと。「Planet: Humble」を前バージョンでエンディングまでプレイしたことのあるプレイヤーであれば、起動時に新エンディングへと導くメールがゲーム内端末に送られてくるようだ。本アップデートでは、ほかにもUI周りの問題やバグなどの不具合修正がされているため、気になる人は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
『The Planet Crafter』は、PC(Steam)向けに配信中。体験版は無料でプレイ可能。本稿執筆時点で12月17日まで一週間限定のセールを開催中、30%オフの1960円(税込)で購入可能となっている。