水没水族館探索アドベンチャー『リクイッド アビス -The Melted Jelly-』Steam上でお披露目。大きな魚や無数のクラゲが漂う水族館を行く、ゼリー化少女の深淵探索
開発チームHello Questは12月30日、『リクイッド アビス -The Melted Jelly-』のSteamストアページを公開した。同作は少なくともPC向けに開発中。ストアページ上では、スクリーンショットなどが公開されている。
『リクイッド アビス -The Melted Jelly-』は、ゼリー化した少女が水没した奇妙な水族館を巡っていく、アドベンチャーゲームである。本作の舞台は、無数のクラゲや大きな魚などが生息する、水没した奇妙な水族館だ。主人公のエリーは、気がつくと水中の水族館へ迷い込んでいた。なぜ水族館にいるのかは覚えておらず、水面を見ると自身のゼリー化した姿が映っている。本作では全身がゼリーになり、記憶もほとんどなくした少女が、奇妙なクラゲや魚と話しながら深淵の世界を巡る。少女と仲間たちが記憶を取り戻すのを手伝う、深淵の世界の探索が繰り広げられる。
エリーが迷い込んだ深淵の世界では、奇妙なクラゲや大きな魚が彼女に話しかけてくるのだという。本作ではそうした住人たちとの会話からヒントを獲得。エリーはなぜゼリーになってしまったのか。なぜ水族館にいたのかといった謎に迫っていくのだろう。住人から選択肢が提示された際には、いずれかを選んで回答。脱出の手立てを探す水族館探索も含めて、会話や回答といった行動の繰り返しで物語が見えてくるそうだ。また本作では、エリーは元の世界への帰還をそれほど望んでいないのだという。ドット絵と味のある線を組み合わせて表現された、ネオンのようなグラフィックも特徴だろう。
本作を制作しているHello Questは、シティコネクションのオリジナルタイトル開発チームとして発足したチームだ。同チームの作品としては、吸引と変形の探索アドベンチャー 『Planet Ü』が開発中。同作はゲームイベントへの出展などをおこないながら、開発が進められている。
本作『リクイッド アビス -The Melted Jelly-』では、12月30日におこなわれた「コミックマーケット105」にC105Ver.が出展。あわせて、Steamのストアページが公開されたかたちだ。『Planet Ü』と並行して、制作が進められているのだろう。
『リクイッド アビス -The Melted Jelly-』は、少なくともPC(Steam)向けに開発中だ。