農場&ショップ経営シム『The Hawkers』正式発表。古い農場からビジネスを拡大、大企業から町を守って農場帝国をつくりあげる

デベロッパーのPendantEyeStudiosは7月17日、農場経営シミュレーションゲーム『The Hawkers』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

デベロッパーのPendantEyeStudiosは7月17日、農場経営シミュレーションゲーム『The Hawkers』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、農場の運営に加え、作った作物などの商品を販売しビジネスを拡大させるタイクーン要素を取り入れた作品だ。

『The Hawkers』の舞台となる町では、Mr. Bunnyという無情な実業家が町全体を買い取り、巨大な都市に変えようとしている。そこで主人公は、祖父から受け継いだ農場を再生し、コミュニティを再建して、また町の住民の支援を得ながら、Mr. Bunnyの計画を阻止し町を守ることを目指す。

農場では、さまざまな作物を植えることができ、それを収穫するほか、動物の世話をすることにもなる。詳細なシステムはまだ公開されていないが、森に囲まれた田舎町に畑を作って世話をすることになるようだ。そして収穫した作物などは、自らの店で販売することができる。


店はゼロから建設することになり、その内装や外装、機能性は自由にカスタマイズできるという。そして販売する商品を選んで陳列し、お客に売ることとなる。また、プレイヤーの家も建設できるそうだ。ゲームを進めるなかでは、店や家をアップグレードできるほか、新しいアイテムをアンロック可能。店の改善点を見つけ、戦略的にリソース・時間・努力のバランスをとり、そして利益を最大化させていく。

町には100人以上のキャラクターが暮らしており、交流し友達になると特別な能力を授けてくれるという。住民との関係を築くことで、農場や店に利益をもたらす新たな展開が生まれる。また、人生を共有するキャラクターと出会うこともあり、子供を授かり家族を作ることもできるそうだ。

本作の開発元PendantEyeStudiosは、アメリカ・テキサス州に拠点を置くインディースタジオ。本作の開発は2020年頃から開始されていた模様で、SNS上で制作過程が公開されていた。どこかノスタルジックな雰囲気をもつドット絵ビジュアルは、日本の作品からの影響があるという。また開発元は、アクションアドベンチャーゲーム『Eastward』風のドット絵制作動画を以前公開しており、同作からの影響もある様子である。

『The Hawkers』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。本作については、今後Kickstarterでのクラウドファンディングが実施される予定となっており、そこでさらなる詳細が明らかにされるだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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