借金返済少年メトロイドヴァニア『THE GOOD OLD DAYS』発売。ボス戦からギャンブルまで稼ぎ方自由、世知辛ノスタルジー冒険ゲーム
GRAVITYは10月23日、ヨコゴシステムズが手がける『THE GOOD OLD DAYS～冒険団ヌーギーズの大冒険～』をリリース。本作は少年ショーンが父親の借金を返すために奔走するメトロイドヴァニアだ。
パブリッシャーのGRAVITYは10月23日、ヨコゴシステムズが手がける『THE GOOD OLD DAYS～冒険団ヌーギーズの大冒険～』をリリースした。対応プラットフォームはPC（Steam）/Nintendo Switchで、税込1600円で販売されている。
本作はジュブナイルメトロイドヴァニアと標榜されている。本作の舞台は19XX年のとある田舎町、アロスティア。少年のショーンは、仲間のフーディ、ブルース、ドクとともに「ヌーギーズ」なる冒険団を結成していた。そんなある日、ショーンが帰宅すると借金取りに「父親の借金を返せ」と迫られ、仲間も地下に捕らえられてしまう。危機に陥ったショーンだが、大冒険ができると感じたショーンは喜び勇んで冒険に向かうことになる。
ゲームプレイではアロスティアを駆け回り、制限時間内に父親の借金を完済することが目標となる。お金の収集手段はさまざま存在しており、ステージ内に隠されているお金を手に入れたり、試練と呼ばれる高難易度のステージをクリアすることで集められる。そのほかギャンブルに買ったり、ミニゲームで遊んだりして稼ぐこともできる。ステージにはボスも存在するが、戦わないことも可能。思い思いの方法で、なんとかお金を集めていくのだ。
また本作ではショーンをはじめヌーギーズのメンバーがプレイアブルキャラクターとして登場。それぞれ固有の能力を持っており、たとえばショーンは「爆弾」を使用可能。攻撃以外にもオブジェクトの破壊に使えるほか、足場にすることで通常では行けないところまで進行することができる。そのほかブルースは移動速度が速いうえ狭所を進行でき、竜巻を扱えることも特徴だ。
そうして借金を返済し繰り返しクリアするとエンディングのストーリーが進行していく。またプレイ中の選択によってエンディングにも影響が及び、プレイヤー次第で異なる結末を見ることとなるだろう。
本作を手がけるヨコゴシステムズは、大阪を拠点とする国内デベロッパーだ。ゲームの開発協力に多数携わるほか、過去には『ReversiQuest』シリーズといったオリジナルゲームも開発している。本作は2020年リリースの『ReversiQuest2』以来の同スタジオのオリジナル作品となる。
そんな本作は2024年6月に発表され、2024年10月にSteamにて体験版を配信開始。そこから体験版の更新などもありつつ、「東京ゲームショウ 2025」にも出展。そうして発表より約1年が経ち、この度リリースされることとなった。
『THE GOOD OLD DAYS～冒険団ヌーギーズの大冒険～』はPC（Steam）/Nintendo Switch向けに、税込1600円で販売中。
