グラビティゲームアライズは10月15日、『THE GOOD OLD DAYS』の体験版をPC(Steam)向けに配信開始した。本日から開催中の新作体験版配信イベント「Steam Nextフェス」にあわせて配信されている。本編はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに発売予定。
『THE GOOD OLD DAYS』は、2Dメトロイドヴァニアだ。開発はヨコゴシステムズが手がける。本作の舞台となるのは19XX年、架空の田舎町アロスティア。そこに住む少年ショーンは、気の合う3人の仲間たち、フーディ・ブルース・ドクとともに冒険団「ヌーギーズ」を結成し、冒険を夢見ていた。しかし、ある日ショーンが家に帰ると、待ち構えた借金取りに「父親の借金を今日中に返せ」と脅されることに。ショーンは借金取りに囚われた仲間たちを救うため、借金返済のために、大冒険へと乗り出すことになる。
本作でプレイヤーは、ショーンの祖父の財産が眠る地下空間などさまざまなロケーションを探索。ボスを撃破し、危険な試練をくぐり抜け、ミニゲームをこなして借金返済を目指していく。ステージのなかには隠し通路・ギミック・イベントなども散りばめられ、探索しがいのあるデザインとなっているようだ。
また、冒険を進めるなかではヌーギーズの仲間たちを開放し、操作キャラクターを切り替えられるようになる。爆弾を使うショーンのほか、食べるのが大好きでヘッドバットが得意なフーディ、孤児院育ちの正義漢で竜巻を駆使するブルース、頭脳明晰な発明家で周辺サーチを得意とするドクが操作可能。それぞれの能力を駆使してギミックを乗り越え、冒険しつつもお金を稼ぎ、あの手この手で制限時間内の借金返済を目指すのだ。
また、『THE GOOD OLD DAYS』はクリアする度にエンディングやストーリーが進行する周回型の作品だという。プレイするごとに新たな体験がまっており、何度かクリアすることでエンディングが変化。ヌーギーズを待ち受ける未来はプレイヤーの選択にかかっているという。作品中には80年代のジュブナイル映画やレトロゲームなど“古き良き時代”を感じられるようなオマージュも散りばめられているといい、そちらも見どころとなるだろう。
このたびPC(Steam)向けに配信された本作体験版については、「1周目クリア」まで遊べる内容となっている。操作キャラクターはショーン含め3人で、11ロケーションの探索や2人の敵ボス、3つの試練(鉄串の試練、圧殺の試練、格子の試練)、3つのミニゲーム(ハイアンドロー、大砲ゲーム、釣りゲーム)が収録されているとのこと。
本作を手がけるヨコゴシステムズは、大阪を拠点とする国内デベロッパーだ。モバイルを中心にゲームの開発協力に多数携わるほか、過去には『ReversiQuest』シリーズといったオリジナルゲームも開発している。本作は2020年リリースの『ReversiQuest2』以来の同スタジオオリジナル作品となるようだ。
『THE GOOD OLD DAYS』はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに発売予定だ。