ベセスダ発・城づくりシム『The Elder Scrolls: Castles』iOS/Android 向けに9月10日配信へ。『Fallout Shelter』の『TES』バージョン、基本プレイ無料王国運営ゲーム


Bethesda Softworksは8月16日、モバイル向け王国経営シムThe Elder Scrolls: Castlesを9月10日に配信すると発表した。基本プレイ無料で提供され、アプリ内課金が実装される予定。対応プラットフォームはiOS/Android。

『The Elder Scrolls: Castles』は、ファンタジー世界を舞台にした人気RPG『The Elder Scrolls』シリーズのスピンオフタイトル。プレイヤーは国王の右腕として城内を統治。城を一からカスタマイズしながら、長きにわたって王国の繁栄を目指すのだ。城にはさまざまな装飾を飾ることも可能で、装飾にはそれぞれ固有の効果が存在。適切な人材を割り当てながら、効率的な城づくりをめざすことになるという。またゲーム内の王国の一年は現実世界の一日に相当するとのこと。いわゆる放置ゲームのように、現実世界の時間と連動するようなテンポでのんびりと王国を繁栄させていくことになるのだろう。

また国民の士気を上げるため、時には統治者として王国の将来にまつわるさまざまな裁定を下す必要もある。その選択によって国民の満足度が低下すると、不満が溜まり暗殺が発生してしまうという。時には統治者が殺されてしまうこともあるそうだ。また子孫を作って王位継承者を用意することで、次の代の王国を繁栄させるための基盤をつくることもできるという。

城の成長のために新たな素材を入手するべく、ヒーローたちに城でクラフトした武器を装備させて、クエストの攻略に送り込む必要もあるという。敵として出てくるのは『The Elder Scrolls』シリーズでおなじみのキャラクターたちであるようだ。また戦闘においてはローグライトモードも搭載されているという。各戦闘の終了後にランダムな付呪(エンチャント)を獲得し、連戦を戦い抜きながらよりよい報酬の獲得を目指すのだ。


本作は『Fallout』のスピンオフタイトルである『Fallout Shelter』の精神的続編であるという。城作りのシステムは『Fallout Shelter』におけるシェルターづくりのシステムをブラッシュアップさせたもののようだ。本作はプレイヤーが誰でも簡単にアクセスして楽しめるようなものを、『The Elder Scrolls』の世界観で作りたいという考えから制作に至ったとのこと。なお現在は本作の事前登録を受け付け中。事前登録キャンペーンも開催されており、登録したプレイヤー数に応じて報酬がアンロックされる。

『The Elder Scrolls: Castles』は9月10日配信予定。対応プラットフォームはiOS/Android