“3つの時代”でそれぞれ完全犯罪を目指す殺人犯ゲーム『The Deed: Dynasty』Steamにて期間限定で無料配布中
GrabTheGamesとWhisperGamesは12月22日、完全犯罪アドベンチャーゲーム『The Deed: Dynasty』をSteamにて期間限定で無料配布開始した。

パブリッシャーのGrabTheGamesとWhisperGamesは12月22日、Pilgrim Adventuresが手がけるアドベンチャーゲーム『The Deed: Dynasty』をSteamにて無料で配布開始した。配布期間は日本時間12月26日午前3時まで。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能となる。なお本作は日本語表示に対応していない。
『The Deed: Dynasty』は、周到に計画して殺人を犯し、罪をなすりつけて完全犯罪を目指すアドベンチャーゲームである。同じコンセプトの『The Deed』の続編にあたるが、本作だけでも独立した物語を楽しめる。本作では3つのストーリーで遊ぶことができ、それぞれが違った時代で進行する。プレイヤーは前作にも登場したBruce家の系譜に連なる人間として、15世紀のイングランドの城、西部開拓時代の酒場、ヴィクトリア朝時代の壮麗な屋敷という3つの舞台で完全犯罪を目指すことになる。本稿執筆時点では約500件のSteamユーザーレビューのうち86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している作品だ。

ゲームプレイでは、周囲の探索やさまざまな人物との会話をおこない、殺人の計画をおこない、実行する。凶器に何を使うか、誰に罪をなすりつけるか、そのためにどこにどういった偽の証拠品を残しておくかなどで、後の展開に影響が生じるのだ。そうした準備と、事情聴取への応答から物語が分岐。完全犯罪者として逃げおおせるのか、はたまた悲惨な最期を迎えることになるのか。すべてはプレイヤーにかかっている。
本作では3つのストーリーそれぞれの時代が異なるため、犯罪にも捜査にも時代の特徴が反映されている。また、実在の歴史上の人物をモデルにしたキャラクターも登場し、そのほとんどは犯人に仕立て上げることができる。1度だけ完全犯罪を達成すればおしまいというわけではなく、特定の人物が犯人であると捜査陣に誤認させるための凶器選びなどを通じて、何度も楽しめる仕組みになっているわけだ。もちろん計画に失敗し、殺人犯であると露見した場合の結末も時代ごとに異なる。たとえば中世イングランドで犯罪者がどんな末路を辿るかを見てみるのも良いだろう。


ちなみに前作『The Deed』についても、2025年9月に無料配布されたばかりだ(関連記事)。今回、続編である『The Deed: Dynasty』が無料配布されたことで、過去に『The Deed』を入手しておいたプレイヤーは無料でBruce家一族のストーリーを楽しめるかたちだ。なお『The Deed』はもともと定価が120円と入手しやすいが、現在はセールが開催されているため、1月6日までの期間限定で定価の50%オフとなる税込60円で購入可能となっている。
『The Deed: Dynasty』はPC(Steam)にて12月26日午前3時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。
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