“圧倒的に不評”だった新作PvPvE『THE CUBE, SAVE US』2か月足らずでサービス終了へ。まだリリースから3週間、「全額返金」での幕切れ決まる

XLGAMESは4月8日、『THE CUBE, SAVE US』についてサービスの終了を発表した。

デベロッパーのXLGAMESは4月8日、『THE CUBE, SAVE US』についてサービスの終了を発表した。日本時間2026年5月8日午前10時にサービスを終了する予定で、あわせてDiscordサーバーも閉鎖される模様。

『THE CUBE, SAVE US』はポストアポカリプスの世界を舞台にした脱出アクションゲームだ。冷戦の最中にあった世界では、上空に突如キューブと呼ばれる謎の構造体が出現。大国は敵国による攻撃だと誤認し、混乱のうちに核で壊滅。数十年後、生存者たちが地上に出ると、キューブは彼らを飲み込む。プレイヤーはキューブの中の資源を巡って争い、脱出を目指す。

ゲームプレイとしては、最大63名のプレイヤーとマッチングし、PvPvEを繰り広げる。キューブは27個のピースで構成されており、キューブゲートを通るたびにマップやそこに現れるミュータントは変化。さらに入場してから一定時間が経過すると次のキューブへのゲートが開き、脱出かそのままキューブを進み続けるかを選べる。脱出すればアイテムを持ち帰れるが、死亡すればロストだ。

本作は2025年10月にデモ版が配信開始された。そして今年2月には負荷テストを目的としたサーバースラムが開催され、3月18日に早期アクセス配信が開始。配信直後には5177人の最大同時接続プレイヤー数を記録するなど大きな注目を集めた(SteamDB)。一方で、後述するさまざまな理由から評価は低迷。リリース直後には「圧倒的に不評」を記録する波乱の幕開けとなっていた(関連記事)。

そんな本作について、サービス終了の発表がおこなわれた。サービス終了日は日本時間2026年5月8日午前10時を予定しており、早期アクセス配信からわずか約2か月での幕引きとなるかたちだ。なおSteamを通じて購入した商品については、全額返金されるとのこと。

あまりにも早期のサービス終了には、ゲームプレイにおける複数の不満の声が影響しているとみられる。たとえば本作では3分間が経過すると次のキューブのエリアに進まなければならず、素早い行動が求められる。テンポの良さを評価する声も散見されるものの、忙しないと感じるユーザーも少なくないようだ。マップの広さに対しプレイ人数が多いことから、マッチ開始直後にさっそく戦闘することになり、脱出ゲームの醍醐味である探索を十分に楽しめないとして不評が寄せられていた。

また本作のアクションとしては、武器での通常攻撃のほか、スキルや回避、ダッシュなどが存在。各アクションは、それぞれスタミナ消費が大きく、都度スタミナ回復を待つ必要がある。近接攻撃メインということもあり、戦闘時の駆け引きも単調とする声が集まっている。

加えて、チーミングやRMT目的のユーザーが頻出しているとの報告も寄せられている。また悪質なユーザーへの対応に後手を取ったことがプレイ人口の減少につながったようで、直近ではピーク時の同時接続プレイヤーは400人弱となっていた。

なお、過去には不正プログラムの仕様や違法ウェブサイトの宣伝をしていたプレイヤーにはアカウントBANを実施。そのほかメンテナンスによって接続エラーの問題やクラッシュなどには対応もおこなわれていた。しかしそうした改善も初動で躓き減少していったユーザーベースの回復には至らず、2か月弱でのサービス終了が決定されたかたちだ。

『THE CUBE, SAVE US』は日本時間2026年5月8日午前10時にサービス終了予定だ。現在はPC(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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