北欧神話ベースの戦略シミュレーションRPG『The Banner Saga』ついに公式日本語版が配信開始

2014年1月にVersus Evil 社よりリリース(開発は Stoic Studio 社)された『The Banner Saga』。本作の日本語版が9月1日本日より配信されている。ローカライズを担当したのは海外のインディーゲームを中心に日本国内向けのローカライズ、リリース支援を行っている架け橋ゲームズ。

2014年1月にVersus Evil 社よりリリース(開発は Stoic Studio 社)された『The Banner Saga』。本作の日本語版が9月1日本日より配信された。ローカライズを担当したのは海外のインディーゲームを中心に日本国内向けのローカライズ、リリース支援を行っている架け橋ゲームズ。PS4版は新たに日本語版『The Banner Saga』の配信が開始されており、すでに発売されているSteam/iOS/Android版にはアップデートで日本語データが配信されている。

フォントも作風に合わせたテイスト
フォントも作風に合わせたテイスト

 

高評価を浴びた北欧神話タクティカルRPG

『The Banner Saga』は、巨人やバイキングが登場する王道の北欧神話をベースとした世界観に加え、レトロな味わいの手描き風アートやオーケストラの豪華なBGM、日本人が馴染みやすいターンベースの戦闘システムなどが特徴の戦略シミュレーションRPG。9月1日時点でSteamでは7900件以上のレビューが集まっており、その内の90パーセントが好評を下すなど、プレイヤーからの評価が非常に高いタイトルだ。

戦闘は見下ろし視点のターンベース。『ファイアーエムブレム』や『スーパーロボット大戦』と同様のゲームプレイで、日本人には馴染みやすい
戦闘は見下ろし視点のターンベース。『ファイアーエムブレム』や『スーパーロボット大戦』と同様のゲームプレイで、日本人には馴染みやすい
こういった会話選択肢では日本語版のありがたさをひしひしと感じる
こういった会話選択肢では日本語版のありがたさをひしひしと感じる

『Divinity: Original Sin』や『Pillars of Eternity』など重厚な海外産RPGの情報が日本にも入ってくるようになった昨今、同様に本作『The Banner Saga』もストーリーやキャラクターの会話が重要なタイトルであり、日本語でじっくり理解し重厚な世界観が楽しめるのはありがたいところだ。なお今年4月には正当続編となる『The Banner Saga 2』がリリース。キャラクターの生死や選択肢といったレベルで前作のプレイ内容を引き継ぎ可能となっており、こちらの日本語版についても朗報があることを期待したい。

『The Banner Saga』は、PS4版が1999円、Steam版が1980円、iOS版が600円、Android版が613円で発売中だ。

Yuzuru Sonohara
Yuzuru Sonohara

RPG、ストラテジーなど、じっくり遊べるゲームが好み。いわゆる鰤信者でWoW以降のタイトルはほぼ発売日に購入。ホラーは最後までプレイできず。ブラジリアン柔術等の格闘技を嗜んでいるが格闘ゲームは苦手。

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