超神秘オープンワールド狩りゲーム『The Axis Unseen』10月22日発売へ。『Fallout』『Skyrim』の元アーティストが手がける、弓矢だけで戦う幻想世界没入ハンティング

デベロッパーのJust Purkey Gamesは10月2日、ヘビーメタル・ハンティングホラーゲーム『The Axis Unseen』を10月22日に発売すると発表した。

デベロッパーのJust Purkey Gamesは10月2日、ヘビーメタル・ハンティングホラーゲーム『The Axis Unseen』を10月22日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。ストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『The Axis Unseen』は、一人称視点のハンティングホラーゲームだ。プレイヤーは弓と矢を武器としてオープンワールドの広大な自然を探索、民間伝承(Folklore)に登場するさまざまな怪物たちを狩っていく。本作にて徘徊する怪物たちは足跡や血痕を残す。そうした痕跡を追いつつも、風向きに注意し、獲物に嗅ぎつけられないよう慎重に追跡して狩りを進める必要があるという。また本作ではゲーム内のUI表示は極力排されているとのこと。たとえば矢の本数を確認するには矢筒をチェックしなければならなかったり、現在の体力は手のタトゥーをかざすことで表示されたりといった仕組みのようだ。一人称の視点も相まって、没入感の高い狩りを楽しめるのだろう。

武器となる矢は火を纏った矢や風を操る矢、時間を歪める矢などさまざまな種類のものが手に入るという。怪物の素材を使って矢を強化したり、新たな種類の矢を開発したりすることもできる。それぞれの矢には相互作用があり、たとえば火の矢で着けた炎を風の矢で延焼させることができる。状況に応じて効果的な矢を組み合わせながら、怪物を狩っていくのだ。

また怪物たちを狩り、強化されたセンスパワーを集めることで主人公の狩人の感覚もアップグレードされていく。その匂いを粒子として見て取れるようになったり、足跡に残された体温なども感じ取れるようになったりしていくようだ。このほか世界には先人たちが遺した日記や図面も存在。読み解くことで怪物たちの正体や、先人たちに何が起こったのかを解き明かしていく。

なお本作は「ヘビーメタルホラーゲーム」と銘打たれている。サウンドにはポストメタルバンド「Isis」や「Red Sparowes」などで活躍したミュージシャン、Bryant Clifford Meyer氏のオリジナル楽曲を採用。ゲーム内の状況に応じて音楽もダイナミックに変化するという。ヘビーメタルとプリミティブな楽器が独特の融合を果たしたサウンドも本作の特徴となっている。

本作を手がけているのは、Nate Purkeypile氏による個人スタジオJust Purkey Games。同氏は、過去にレトロスタジオやBethesda Game Studiosに在籍していたベテランアーティストだ。『Fallout 3』をはじめ、『Fallout 4』や『The Elder Scrolls V: Skyrim』などでワールドアーティストを務めた。『Fallout 76』ではリードアーティストを担当するなど、近年のBethesda Game Studios作品の世界観構築に貢献したクリエイターだ。2021年4月に同社を退職し、同年より本作の開発に取り組んでいることが発表されていた。

そんな本作が10月22日に発売されることが発表された。あわせてSteamでは本作のデモ版も公開されている。デモ版のプレイ時間は1時間ほどを想定しており、製品版にセーブデータを引き継ぎ可能であるとのこと。

『The Axis Unseen』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに10月22日発売予定。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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