“偽物侵入阻止”アパート管理人ゲーム『That’s not my Neighbor』3月12日リリースへ。嘘八百ドッペルゲンガーを見破る、命がけの間違い探し

NachoSama Gamesは3月5日、『That's not my Neighbor』をSteamで日本時間3月12日にリリースすると発表した。本作は2024年2月にitch.ioでリリースされ人気を博してきた作品で、Steam向けにアップグレードされて再登場することになる。

インディーゲームデベロッパーのNachoSama Gamesは3月5日、『That’s not my Neighbor』を日本時間3月12日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は2024年2月にitch.ioでリリースされ人気を博してきたが、この度あらためてSteamでリリースされることとなる。

『That’s not my Neighbor』は少し不気味でコミカルなアパート管理人体験ゲームである。プレイヤーはアパートの管理人となり、住人になりすますドッペルゲンガーを見破る仕事をすることになる。目の前の住人と写真を見比べ、場合によっては書類を確認し、人間だけを通してドッペルゲンガーは排除する。

ゲームモードはストーリーを楽しむ「キャンペーン」、ハイスコアを目指す「アーケード」、より高難度な「ナイトメア」、独自の入居者をデザインできる「カスタム」など多数用意されている。Steam版に含まれているかは不明ながら、itch.io版では、ずっとドッペルゲンガーを見分け続ける「エンドレス」モードも存在している。

今回Steamでリリースされるものはitch.ioでリリースされていたバージョンとは異なる最新版である。NachoSama Games によると、Steam版については「一種のリブートである」とのこと。ゲームモードが増え、操作感が向上し、全体的にアップグレードされているようだ。

なおSteam版のリリースにあたり、すでにitch.ioでは過去のバージョンを購入することができなくなっている。今後本作のアップデート配信はSteamでおこなわれていくようだ。ただitch.ioでは現在も体験版はダウンロード可能となっているため、購入前にどういったゲームプレイかを体験してみるのも良いだろう。

本作はitch.ioでリリースされて以降、多くのプレイヤーに愛されてきた作品。itch.ioの本作ページでは、1262件の評価が寄せられ、星5点満点のところ4.7を記録する人気を誇っている。少し不気味でありながら、どこかコミカルなキャラクターデザインを高く評価する声も多く、過去にはオリジナルグッズを手がけるクラウドファンディングプラットフォームMakeshipにて多額の支援を受け、複数のキャラクターのぬいぐるみ化にも成功している

『That’s not my Neighbor』はPC(Steam)向けに日本時間3月12日リリース予定。本稿執筆時点で価格は未定だが、itch.io版は2.99 米ドル(約450円)で販売されていた。またゲーム内は日本語表示に対応する。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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