『テラリア』、14周年を記念して“バージョン1.3”を復刻。10年前の『テラリア』を再び体験できる
Re-Logicは5月17日、『テラリア』が14周年を迎えたことを報告。あわせてアップデートによってVer.1.3の本作がプレイできるようになっている。

デベロッパーのRe-Logicは5月17日、『テラリア』が14周年を迎えたことを報告した。あわせてSteam向けに「Retro Terraria」コレクションとして、Ver.1.3「Terraria 1.3 – Lunacy」を復刻した。ライブラリから「プロパティ」、「ベータ」と進むことでv1.3を選択できる。
『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、サンドボックス型の2Dアクションゲーム。PC以外に、コンソールやモバイル向けにも発売されている。ゲームでは目に見えるオブジェクトのほとんどを破壊可能。木を斧で伐採したり、石をツルハシで破壊したりしながら探索を進めていく。そうして手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って装備やアイテムの作成ができたりする。戦闘要素が充実している点も特徴だ。

そんな『テラリア』は2011年5月17日にSteam向けにリリース。つまり本日が14周年を記念する日ということだ。本作の開発を手がけるRe-Logicは、本日本作のSteamニュースハブを更新。本作14周年を祝うとともに、ベータブランチとして「Terraria 1.3 – Lunacy」を復刻した。
「Terraria 1.3 – Lunacy」では、Ver.1.3.0.8までの要素が収録されている。同バージョンは2015年にリリースされたもので、このパッチにて、MacおよびLinux向けにも展開された。なおVer.1.3.0.8そのものは微細な調整のみに留まっているものの、Ver.1.3以降の新要素としては、“『テラリア』の最終ボス”たる「ムーンロード(Moon Lord)」が追加。またワールド作成時には、上級難易度に相当する「エキスパート」が追加されたアップデートだった。
一方でVer.1.4以降で追加された「Luminite Drills」などのドリルシリーズ、「カエルの足ヒレ」との合成アクセサリーなどといったさまざまなアイテム、そしてクイーンスライムや光の女帝などはまだ登場していない。ほかにもさまざまな調整・仕様が現在とは現在とは異なり、一味違った体験が楽しめるだろう。一昔前の『テラリア』がどうなっていたかを改めて訪ねてみるのもいいかもしれない。
なお本作関連トピックとしては、『パルワールド』とのコラボが今夏配信予定との発表がなされた。『パルワールド』の大型アップデート「テラリアの鼓動」として、『テラリア』に登場するモンスターなどが『パルワールド』でも育てられるようになるという(関連記事)。そして『テラリア』については、詳細はまだ不明ながら今年中には、大型アップデートVer.1.4.5のリリースも控えている。今回の発表では近日中にVer.1.4.5アップデートについての情報も公開予定とされており、15年目に入った後も、本作の動向は引き続き注目されるところだろう。
『テラリア』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/Xbox One/iOS/Androidなどに向け配信中だ。