『テラリア』開発元CEO、「最終アプデが続く限り本作は不滅だ」と開き直りジョークかます。“新最終アプデ”以降もアプデは続きそう

『テラリア』を手がけるRe-Logic のCEO、Andrew Spinks氏は1月13日、BlueSkyにてスタジオの仕事始めが翌14日になることを発表。あわせて“最終アップデート”についてのジョークも伝えられた。

デベロッパーのRe-Logicが手がける『テラリア』について、次回配信予定の大型アップデート1.4.5は2025年に配信予定だ。この次回アップデートについてRe-Logic のCEOであるAndrew Spinks氏は「“最終アップデート”がある限り『テラリア』は不滅だ」といったジョークを交え、リリースへ向けた作業に入るとの報告をおこなった。

『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、サンドボックス型の2Dアクションゲーム。PC以外に、コンソールやモバイル向けにも発売されている。プレイヤーは目に見えるオブジェクトのほとんどを破壊可能。地表にある木を斧で伐採したり、地面を掘り進んで石をツルハシで破壊したりしながら探索を進めていく。手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って装備やアイテムを作成したりが可能。戦闘要素が充実している点も特徴だ。なお先日には、『パルワールド』とのコラボが2025年に実施予定との発表がなされた(関連記事)。

『テラリア』に向けては、大型アップデート1.4.5のリリースが控えている。同アップデートはもともと2024年リリース予定とされていたものの、過酷な制作進行を避けるためとして、2025年への延期が発表されていた(関連記事)。

We are back to work tomorrow and I’ve got one single mission: releasing the final update.My game face is on

Redigit🌳 (@redigit.bsky.social) 2025-01-12T15:27:57.667Z

『テラリア』開発元Re-Logicの CEOを務めるAndrew Spinks氏は1月13日、1.4.5アップデートについてBlueSkyで発言。スタジオの仕事始めが1月14日となることを伝えつつ「使命は“最終アップデート”をリリースすることだ」と決意をのぞかせる報告をおこなった。一方であるファンは同氏に、これまで何回“最終アップデート”をリリースしたのか、と返答。Spinks氏は「“あと一回の最終アップデート(one last final update)”がある限り『テラリア』は不滅だ」として、今後も引き続き本作のサポートや開発を継続していく姿勢を見せた。

というのも、『テラリア』は“最終アップデート”が複数回おこなわれてきた経緯がある。2011年にリリースされた本作は大型アップデートがたびたび繰り返されており、2020年5月には「The Journey’s End」と名付けられた、「最後の大型アップデート」1.4.0が配信されていた。しかしその後もアップデートは継続。最終アップデートは繰り返され、ついに1.4.4まで至っている。そのため『テラリア』における「最終アップデート」はコミュニティと開発者双方からある種のジョークとしても扱われている。

そうした状況を踏まえると、Spinks氏の述べる「最終アップデート(the final update)」との文言には、文字通り“最終”の意味はないのかもしれない。また「“あと一回の最終アップデート”がある限り『テラリア』は不滅だ」と発言しているところを見るに、ジョークか本気かは分からないものの1.4.5リリース後も“最終アップデート”が続いていくのかもしれない。

今回『テラリア』開発者による、ジョークを交えた仕事始めの報告がおこなわれたかたち。なお1.4.5アップデートの詳細についてはまだ明らかにはなっていない。『パルワールド』コラボの詳細発表も含め、続報にも引き続き注目したい。

『テラリア』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/Xbox One/iOS/Androidなどに向け配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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