『鉄拳8』の“ボードゲーム化”、急激に注目集まる。コンボもできるし壁破壊もある、『鉄拳』要素満載ボドゲ
Go on Boardは8月5日、3D格闘ゲーム『鉄拳8』のボードゲーム『TEKKEN - The Board Game』のクラウドファンディングをスタートした。キャンペーン開始から35分で目標額を達成するなど、高い注目を集めている。

ボードゲーム開発スタジオのGo on Boardは8月5日、3D格闘ゲーム『鉄拳8』のボードゲーム『TEKKEN – The Board Game』のクラウドファンディングをスタート。同キャンペーンは35分という早さで目標額を達成しており、注目度の高さがうかがえる。
『鉄拳8』は、3D対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作。同作はバトルコンセプトに「Aggressive(アグレッシブ)」が掲げられ、キャラクター個々の特性が強化されるヒートシステムなどが導入。30体以上のキャラクターが参戦しているほか、アップデートにより追加のキャラやバトル調整が配信。10月17日には新追加キャラ「アーマーキング」が参戦するほか、今冬に実装予定の新キャラ「ミアリズ」もお披露目されている(関連記事)。

『TEKKEN – The Board Game』はそんな『鉄拳8』をボードゲーム化した作品だ。キャラクターとしては仁や一八のほか、シャオユウや飛鳥、リロイ、吉光などが登場。キャラを立体化したトークンを用いてバトルをおこなう。本作を手がけるGo on Boardはポーランドのボードゲーム開発スタジオで、『ウィッチャー』のボードゲーム『The Witcher: Old World』や『サイバーパンク2077』のボードゲーム『Cyberpunk 2077 – The Board Game』を手がけている。なおボードゲーム化にあたっては、『鉄拳8』の発売元であるバンダイナムコエンターテインメントと連絡を取り、制作を進めているという。
『TEKKEN – The Board Game』において、プレイヤーは手札を用いてステージ上のキャラを移動させ、攻撃を繰り出したりして相手を倒すことになる。手札を正しい順番で組み合わせるとコンボも可能で、ステージによってはウォールブレイク、フロアブレイクといった『鉄拳8』のギミックも組み込まれているようだ。基本的には2人でのプレイに対応しているが、最大8人でのプレイに対応するトーナメントモードでプレイすることも可能だ。またゲームブックを利用して、状況に応じて行動を起こすNPCを相手に一人プレイも楽しめる。
Go on Boardは『TEKKEN – The Board Game』を今年3月に発表。そして8月5日に本作のクラウドファンディングキャンペーンをスタートすると、なんと35分で目標額である5万ユーロ(約860万円)を突破。支援の締め切りは10日以上残っているものの、本稿執筆時点でも着々と支援額が上昇。現時点では「700%超え」となる35万2510ユーロ(約6061万円)が2691人の支援者から支援されている。さっそく大注目の幕開けとなったかたちだ。
本作は2026年4月より英語版が配送予定。そして3か月後にはドイツ語やフランス語などの他言語版が順次配送されるという。日本語には対応していないものの、日本への配送は可能だ。詳細については、公式ページを参照されたい。