タヌキ配達員アクション『TANUKI: Pon’s Summer』正式発表、2025年発売へ。夏祭りまでに準備を整える、怠けものタヌキの神社再建

CRITICAL REFLEXは9月26日、『TANUKI: Pon's Summer』を正式発表した。対応プラットフォームはXbox/Nintendo SWitch/PC(Steam)で、2025年に発売予定。

CRITICAL REFLEXは9月26日、『TANUKI: Pon’s Summer』を正式発表した。対応プラットフォームはXbox/Nintendo SWitch/PC(Steam)で、2025年に発売予定。発表にあわせて、Steamのストアページや動画が公開されている。なお同ストアページによると、日本語字幕に対応するそうだ。

『TANUKI: Pon’s Summer』は、怠け者のタヌキが夏の終わりまでに神社を立て直す、タヌキが郵便局で働くゲームである。本作の舞台となる町では、タヌキ祭りまで1か月が迫る中、神社が荒れ放題となっていた。主人公のポンは、ちょっと怠け者のタヌキだ。本作ではタヌキのポンが、郵便局で働きながら夏の終わりまでに神社を立て直そうとする。配達に友達づくり、神社の再建と忙しいタヌキの夏が繰り広げられる。

タヌキのポンは、BMX用の自転車に乗り、町の人々へ手紙や小包を届ける。フェンスや屋根の上を飛び跳ねながら走るなど、軽快なアクションと共に配達へ励むようだ。そうした配達業務の中で町の住民と親しくなると、ポンはさまざまなアクティビティに誘ってもらえるとのこと。ストアページを見る限りでは野球や釣り、肉やネギを串に刺しているシーンなどが確認できる。アクティビティに参加すると、神社の修復に役立つアイテムや報酬が入手であるそうだ。

またタヌキのポンは、タヌキ祭りに向けて神社の再建もおこなう。神社の修復では、配達の仕事で稼いだお金やアクティビティで手に入れたアイテムを使用。本作では、配達やアクティビティでアイテムを手に入れて、夏の終わりまでに祭りの準備を整えていくわけだ。

 


本作は、京都を拠点とするインディーゲームスタジオDenkiworksが手がけている。同スタジオはLiam Edwards氏、有岡託氏、Jan de Graaf氏などによるスタジオ。3名はかつてQ-Gamesに所属し、『PixelJunk Scrappers』などを手がけていたそうだ。本作は、2023年7月頃からDenkiworksの公式Xアカウントなどにて情報が公開されていた。(関連記事

今回パブリッシャーのCRITICAL REFLEXから、正式発表となったかたちだ。なおSteamのストアページによると、タヌキの世界は日本での実体験をもとに作られているとのこと。京都、青森、札幌、別府をモデルとした町を舞台に、暑い夏の物語が描かれるそうだ。心を込めて創られたという世界や、温かみのある3Dグラフィックなども特徴だろう。

『TANUKI: Pon’s Summer』は、Xbox/Nintendo SWitch/PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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