3Dサバイバーライク『神話構想スターノート』大型アプデでなんと『ヴァンサバ』コラボ発表、いきなり実装。『ヴァンサバ』のステージを三次元的に駆け回る

デベロッパーのcrimは10月24日、3Dローグライクアクションゲーム『神話構想スターノート（Mythical Concept STARNAUT）』（以下、スターノート）にて、poncleが手がける『Vampire Survivors』とのコラボを発表した。本日より「狂乱の森」ステージが配信され、11月には「象眼の図書館」および「酪農場」ステージが配信予定だ。対応プラットフォームはPC（Steam）。

『スターノート』は、三人称視点のいわゆるサバイバーライクなローグライクアクションゲームだ。舞台となるのは地球が崩壊した人類滅亡後の多次元宇宙。プレイヤーはAIによって作られた最後の宇宙飛行士スターノートとなり、地球再生を目指して地球の記録が搭載されたオメガロケットを打ち上げ続けることとなる。またゲーム内では、ゲームクリエイターの竹安佐和記氏が手がける『エルシャダイ』とつながる神話構想も描かれる。

本作では、多次元宇宙の一部が再現されたさまざまなステージが登場。一般的なサバイバーライクの見下ろし視点ではなく、三人称視点でカメラを動かしたり、高低差のある立体的なステージを2段ジャンプで登ったりできることが特徴だ。無限に現れる敵に対しては、近接パンチできるほか、自動的に攻撃する多彩な武器の中から8種類を装備可能。また、本作では3分間の酸素制限があり、ステージ内に配置されたオメガロケットを打ち上げることで3分間の酸素が補給される。打ち上げるごとに強力になっていく敵を倒しながら10機のオメガロケットを打ち上げることが目的となる。

本作は2024年2月に早期アクセスとして配信され、2025年4月に正式リリース。これまでに、ただすめん氏が手がけた寿司食べアクションゲーム『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ！ユニバース』や『エルシャダイ』とのコラボもおこなわれ、新たな武器やステージが追加されてきた。そして今回、『Vampire Survivors』とのコラボが発表された。

『Vampire Survivors』は、ローグライク要素のある見下ろし視点アクションゲームだ。プレイヤーの操作は歩くのみで、四方八方から迫り来る無数の敵に対しては自動攻撃。経験値を拾い集めて武器やパッシブ能力をアップグレードしながら、敵の大群から生き残りをかけて戦っていく。2022年にリリースされた同作は、非常に高い評価を獲得し、サバイバーライクと呼ばれるフォロワー作品を多数生んでいる。本作も公式コメントより、「これを3D で作りたい！」という思いから開発が始まったことが今回明かされている。

今回のコラボでは、そんな『Vampire Survivors』のステージ1「狂乱の森」が『スターノート』に登場。『スターノート』のチュートリアルをクリアすることでプレイ可能となる。「狂乱の森」ステージではヴァンパイア呪いにより、3Dの本作が見下ろし視点に変化。カメラ回転やジャンプなども封じられてしまい、本編とは異なる新たな戦略が求められる。また、ステージ内では棺に捕らわれた仲間救出イベントが発生し、オメガロケットの代わりに『Vampire Survivors』の登場人物たちを救出していくこととなる。そしてステージ内でとある条件をクリアすることで、本編と同じ3D視点へと変化し、2Dだった「狂乱の森」を三次元的に動くことが可能だ。

さらに、コラボ武器として、ニンニクおよび鞭が登場。『Vampire Survivors』と同様の攻撃で敵を殲滅することができるだろう。また、『スターノート』におけるキャラクター相当となるヘルメットとして、ニンニク使いの「ポー」が登場。ドット絵のキャラで3Dステージを駆け回ることができそうだ。ちなみに、「狂乱の森」で出てくる敵構成も『Vampire Survivors』と同じものになっているため、比べてみるのもいいかもしれない。

本コラボは本日11月24日より無料アップデートにて配信中。また、11月には『Vampire Survivors』のステージ2「象眼の図書館」およびステージ3「酪農場」が、『スターノート』に登場予定だ。コラボ武器やヘルメットの解禁にはゲーム内通貨が必要となるため、「狂乱の森」をプレイして溜めておくのもいいだろう。

『スターノート』は、PC（Steam）向けに配信中。コラボ記念として11月7日まで、40％オフとなる税込1788円にてセール中だ。