「正気システム」搭載サバイバルクラフト『Unhinged』発表。バランスのよい食事をとらないと発狂する、妙にシビアなオープンワールドゲーム

Unifiq Gamesは10月24日、『Unhinged』を発表した。

デベロッパーのUnifiq Gamesは10月24日、『Unhinged』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページが公開されている。現在クローズドプレイテストへの参加登録を受け付けている。

『Unhinged』はレトロフューチャーの世界観のもとで繰り広げられるオープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。本作の舞台となるのは、大手ハイテク企業の支配下にある島。各所には企業が仕組んだ試練が待ち受けているといい、プレイヤーはこの地で生き残りをかけてクラフトや探索をこなさなければならない。

本作の特徴としては、「正気システム」の存在が挙げられる。本作では、空腹や喉の渇きを満たすことよりも、正気を維持することのほうが重要になるとのこと。そのためにはバランスの取れた食事をとることも必要だが、立ちはだかる得体の知れない存在との邂逅などにより正気は削り取られ、最終的には狂気(UNHINGED)へと陥ってしまうそうだ。狂気状態となることでどのようなデメリットが発生するのかも気になるところ。

また本作では料理や薬などをクラフトできるほか、モジュールブロックを組み合わせることでさまざまな装置や乗り物を作り出すことができる。パイプやコンベアを繋げれば作業を自動化することもでき、探索に出ている間に自動でクラフトしておくといった施設の構築も可能となる模様。

本作を手がけるのは個人デベロッパーのUnifiq Games。同スタジオでは以前最初のゲームとして、物理演算サンドボックスゲーム『Operation Outsmart』の開発に取り組んでいたものの、2022年頃に中止。本作『Unhinged』はそこから現在に至るまで約3年間にわたって開発を続けてきたタイトルとのこと。「the most complex sanity systems ever seen in survival games(サバイバルゲーム史上もっとも複雑な正気システム)」としてアピールされているユニークな要素に期待したい。

なお近日中にクローズドプレイテストが開催予定で、現在専用サイトではメールアドレスでの参加登録を受付中。発売日とあわせてこちらの続報も待ちたい。

『Unhinged』はPC(Steam)向けに開発中。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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