廃墟のアニメスタジオ・サバイバルホラー『Bendy: Lone Wolf』正式発表。「インクの悪魔」から逃げ惑いながら、スタジオの秘密を探る

Joey Drew Studiosは12月17日、『Bendy: Lone Wolf』を発表した。見下ろし型ホラーサバイバル『Boris and the Dark Survival』をリニューアルする作品だ。

Joey Drew Studiosは12月17日、見下ろし型ホラーサバイバル『Bendy: Lone Wolf』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/iOS/Android。

本作はホラーアドベンチャー『Bendy』シリーズの最新作。2020年2月に発売された『Boris and the Dark Survival』をリニューアルしたタイトルだ。舞台となるのはかつて一世を風靡し、今は廃墟となったカートゥーンスタジオ。狼のボリスはスタジオに潜むインクデーモンから身を隠しながら必要な物資を集め、スタジオに隠された謎に近づいていくことになる。


インクデーモンは常にボリスを狙うが、ボリスにはスタミナが設定されているため走り続けることはできない。各フロアに点在するハイドスポットを利用しながらエレベーターを目指し、スタジオの下層へと向かおう。マップにはスタジオの謎に関わる探索要素も隠されているため危険を冒してでも探したくなってしまうが、無理は禁物だ。

カートゥーン風に描かれたレトロ調のアートスタイルと狂気的なホラー演出の組み合わせは『Bendy』シリーズの特徴であり、本作でも健在。恐ろしいホラー要素だけでなく、このスタジオで生まれたキャラクターであるはずのボリスをめぐる謎も本作の魅力の1つだ。

本作は先述のとおり、『Boris and the Dark Survival』をリニューアルしたタイトルだ。新たな敵や武器による戦闘の刷新、新ミニゲームや新エンディングなどの追加が告知されている。本作の発売に合わせて『Boris and the Dark Survival』は購入不可となる代わりに、『Boris and the Dark Survival』を所持していたプレイヤーには本作が無料で配信される予定だ。

一人称視点型ホラーアドベンチャーとして始まった『Bendy』シリーズは、近年大きな動きを見せている。見下ろし型である本作以外にも、オリジナルのスタイルである一人称視点型ホラーアドベンチャーに立ち返った『BENDY: THE CAGE』を完全新作として発表しているほか、Radar Picturesによる映画化もアナウンスされている。本作のリニューアルにはクオリティの向上以外にも、ゲームのタイトルに統一性を持たせるというブランディング的な狙いが含まれているのかもしれない。

『Bendy and the Dark Revival』


『Bendy: Lone Wolf』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/iOS/Android向けに2025年発売予定。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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