マルチ対応海中サバイバルクラフト『Anchor』発表。150人で協力・敵対、血の匂いに惹かれたサメにも襲われる
Fearemは10月27日、海中サバイバルクラフト『Anchor』を発表した。

デベロッパーのFearemは10月27日、『Anchor』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによるとゲーム内は日本語表示にも対応する。
『Anchor』は海で繰り広げられるサバイバルクラフトゲームだ。本作の世界では、核兵器によって地上が居住不可能になり、人類は深海で生きることを余儀なくされた。プレイヤーは16平方キロメートルにもおよぶ広大な海中マップを舞台に、基地を建設することで身を守り、生活することを目指す。


岩場やサンゴ礁、北極エリアなど複数のバイオームに分かれるオープンワールド型のフィールドには、古代文明が残した強力なクローンや水中の頂点捕食者であるサメなどの脅威が存在。サメは血に引き寄せられる習性があるなど、狩りと捕食のシステムに基づいて行動するそうだ。もちろんプレイヤー同士の戦闘が勃発することもあり、クラフトによって装備をこしらえ、対抗手段を準備する必要があるだろう。
本作のオンラインサーバーには150人以上のプレイヤーが参加可能で、プレイヤーがオフラインの間にもゲーム内時間は進むことになる。そのため、安全な基地の建設やほかのプレイヤーとの同盟が重要となるようだ。なおPvPが存在しないマルチプレイ対応のサンドボックスモードも用意されるとのこと。

『Anchor』を手がけるのは、クロアチアを拠点とするデベロッパーのFearem。同スタジオはネットワークやマルチプレイに関する技術の開発に注力しているといい、2018年には非対称型対戦ホラー『Daemonical』をリリース。このたびさらに大規模なマルチプレイ作品に取り組むことになったようだ。大人数が参加可能なサバイバルクラフトゲームということで、“水中版『Rust』”といったイメージも浮かぶ。発売時期などの続報を待ちたい。
『Anchor』はPC(Steam)向けに開発中。


