おもちゃ世界自由探索アクション『Supraworld』即座に「非常に好評」スタート。ギミックたっぷり・ヒント少なめ、試行錯誤ゲーム
Supra Gamesは8月15日に『Supraworld』を早期アクセスとして配信。本作は探索パズルアクションゲームとして、さっそく好評を博している。

デベロッパーのSupra Gamesは8月15日に『Supraworld』を早期アクセスとして配信した。本作はリリースから間もなく好評を博している。
『Supraworld』は探索パズルアクションゲーム『Supraland』シリーズの最新作となる作品だ。シリーズ1作目となる『Supraland』では、プレイヤーは小さな人形となって、子供が遊ぶ箱庭を舞台に大冒険を繰り広げる作品であった。ジオラマ風の箱庭は人形の視点で見ると大きな世界であり、敵を倒したり、パズルを解いたりしつつ、エリアを探索するゲームプレイが特徴。高い評価を博していた。

そして新作『Supraworld』では、室内に作られた広大なおもちゃの世界が舞台だ。プレイヤーは「ソルバーギルド」の新人として、ギルド卒業試験の一環で近隣の城からお姫様を救い出すこととなる。試験の中では、戦闘や殺人事件の捜査もおこなうことがある。捜査では集めた情報から犯人を特定。プレイヤーが独自に選んだキャラを犯人として牢に繋ぐことも可能だ。
なおSupra Gamesによれば、本作ではゲーム側で手取り足取り導くことはないとしており、ゲームに慣れたプレイヤーを本作のメインターゲット層として据えているとのこと。自力の探索や試行錯誤が重要な作風となっているわけだ。

そんな本作は8月15日に早期アクセス配信を開始。さっそくピーク時には1645人のプレイヤーが集う盛況を見せている(SteamDB)。またSteamユーザーレビューでは、500件中91%が好評を投じる「非常に好評」ステータスを獲得している。人気作の続編として、さっそく評判を高めているかたちだ。
本作は早期アクセス配信として、現時点ではAct1のみの実装となっている。とはいえ、すでにおもちゃの世界を舞台としたギミックは豊富に登場。たとえば小型扇風機の風によって進めない場所があったり、ばねの上に置かれたアイテムを、ばねの伸縮で揺らすことで下に落としたり、といった具合だ。そうしたギミックを、先述したとおり限られたヒントで攻略していくゲームプレイが持ち味となっている。またグラフィック面での表現がパワーアップ。『Supraland』の続編として“正統進化”を遂げているとシリーズファンから好評だ。
なお本作は長くても1年半の早期アクセス期間となる見込みであり、Supra Gamesのよれば、今後エリアを追加していき、世界は現時点の約4倍の大きさとなる見通し。ストーリーも4部構成とするようだ。また多くのローカライズが予定されているといい、公開されたスクリーンショットを見るに、今後日本語にも対応するようだ。ロードマップも公開予定とのことで、続報は注目される。
『Supraworld』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。