バトロワ×MOBA×チーム制ヒーローアクション『SUPERVIVE』、アジア向け初のオープンベータテストは大盛況。Steam Nextフェスでトップクラスの人気集める

Theorycraft GamesはMOBAバトロワヒーロー対戦ゲーム『SUPERVIVE』のオープンベータテストを開催した。アジア地域向けには本作初のベータテストとなっており、盛況を博したことが伝えられている。

パブリッシャーのネクソンおよびデベロッパーのTheorycraft Gamesは、SteamにてMOBAバトロワヒーロー対戦ゲーム『SUPERVIVE』のオープンベータテストを10月15日から10月22日までの期間開催した。アジア地域向けには本作初のベータテストとなっており、盛況を博したことが伝えられている。なお本作の対応予定プラットフォームはPC。

『SUPERVIVE』はチーム制の対戦ゲーム。ジャンルとしてはMOBA・バトロワがヒーローシューターと融合したものであると標榜されている。プレイヤーはそれぞれが個性豊かな「ハンター」と呼ばれるキャラクターを選択して4人1組でチームを組み、最後の1チームになるまでほかのチームと戦うことになる。

ヒーローにはさまざまなキャラクターが用意され、近距離戦に特化したファイター、チームをサポートするプロテクター、エリア攻撃で空間をコントロールするコントローラーの3つに分けられる。それぞれに多彩なスキルが存在し、チーム内での役割を分担しながら、激しいバトルを展開することになる。

その他、ジャンプ、グライダー滑空中の高低差を活用した空中戦闘も特徴。攻撃を受けるなどして浮島から落下するとミス扱いになるなど、環境を利用した戦いも重要となっている。また戦闘エリアはバトルロイヤルゲームのように、プレイエリアを示す円が徐々に縮小。『League of Legends』と『Apex Legends』と『大乱闘スマッシュブラザーズ』を組み合わせたようなゲームプレイが展開されるようで、開発元としてもそうした作品となるよう取り組んでいることが伝えられてきていた(関連記事)。


本作は日本時間10月15日から10月22日2時まで開催されたオンラインイベント「Steam Nextフェス」に出展するかたちでオープンベータテストが開催されていた。ちなみに本作は2021年よりたびたび登録者向けのプレイテストを実施していたものの、実施地域は欧州、および北米向けであった。今回のSteam Nextフェスではアジア向けに初のマッチメイキングサーバーが用意されることが発表されていた。

そんなオープンベータテストは好評の内に幕を閉じたようで、本作は2024年10月のイベントで最もプレイされた体験版トップ50にランクインしたことがTheorycraft Games より伝えられている。また同ニュースでは数十万人のプレイヤーが本作をはじめてプレイし、新規プレイヤーでの平均ゲームプレイ回数は20試合であることも伝えられている。多くのプレイヤーが本作をはじめて手に取り、その後も継続して遊んだということのようだ。

またSteamDBにおいても、本作のデモ版のピーク時の同時接続プレイヤー数は約1万6800人を記録する盛況を見せている。ピーク時同時接続プレイヤー数という点のみで見た場合、弊誌で確認した限りでは、今回の「Steam Nextフェス」にデモ版を出展したタイトルのなかでも大盛況を博したFPS『Delta Force』に次ぐほどの人を集めていたことが確認できる。

なお本作の日本、および韓国におけるパブリッシングを担当するのはネクソン。韓国では現地時間10月21日から10月27日にかけてクローズドベータテストが実施されている。日本向けの今後のサービス日程やゲーム関連情報はネクソンから順次公開されるものと思われる。期待しつつ続報を待ちたいところ。

SUPERVIVE』は、PC向けに開発中だ。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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