大ヒットゲーム内労働ゲーム『Supermarket Simulator』大型アプデで“清掃業務”実装。物品運搬が楽になる要素も追加、「万引き」要素もチラ見せ
デベロッパーのNokta Gamesは12月22日、早期アクセス中の一人称視点労働ゲーム『Supermarket Simulator』に向けて「Cleaning Update」を配信開始した。本アップデートでは、新たに清掃業務が追加されるほか、物品の陳列が楽になる「クレート」の追加や「Restocker」の個別設定の実装がなされている。また次回アップデートにて実装される「万引き犯」要素にも触れられている。
『Supermarket Simulator』は一人称視点の労働シミュレーションゲームだ。プレイヤーはスーパーマーケットの経営者として、開業したばかりのスーパーの経営を任されることとなる。商品の発注やレジ打ち、棚の補充などの業務のほか、お客さんを満足させ、お店の拡大を目指していくこととなる。Steamでは5万6000件以上のレビューが集まり「非常に好評」。今年を代表するヒットゲームのひとつである。
「Cleaning Update」では、新たな業務として「清掃業務」が実装された。窓や床の汚れなど、店舗を経営していくうえで汚れていく店内の清掃もプレイヤーの通常業務の一環として組み込まれていくのだ。店内の汚れはお店の評価であるストアポイントにも影響を及ぼすため、今後は清潔なお店を保っていくことも重要となるだろう。
また本アップデートから、便利アイテムとして「クレート」が追加されている。以前のバージョンにおいて物品は特定の木箱でしか運搬ができなかったが、本アップデートから追加されるクレートは物品の種類に関係なく運搬が可能となるようだ。別種の物販をまとめて運搬することができるため、棚の入れ替え作業で役立つ便利アイテムとなっている。
「Cleaning Update」では商品陳列を自動化する従業員「Restocker」の行動にも調整が加えられている。本アップデートからRestockerは行動の個別設定が可能となり、箱を床から拾う、ラベルを取り除く、商品を陳列する、といった行動のオンオフ切り替えが可能となる。
またSteamの公式パッチノートによれば、既知の不具合として「お客が入り口で停止して店内に入れない不具合」が挙げられている。現在修正パッチを準備中であるものの同様の不具合に見舞われた場合は、入口付近の戸棚を一度動かすことで解消する旨の対処法が開発元から提案されている。ほかにも複数の修正がおこなわれているため、詳しい情報は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
なお公式パッチノートにおいては次回アップデートについても軽く触れられている。次回アップデートは「万引き犯」を実装する内容となるようだ。アップデートでは万引き犯に制裁を加えることも可能となるようで、公開されている画像ではプレイヤーが木製バットを持っている姿が写されている。万引き犯を見つけたら木製バットなどでぶん殴ることになるのだろうか。今後のアップデートに注目したい。
『Supermarket Simulator』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。なお現在はセール期間として、2025年1月3日まで定価1500円のところ35%オフとなる975円で購入可能だ(いずれも税込)。