デッキ構築・リアルタイムバトル『ウィッチリング』発表。キャラクターと出逢い成長する、濃厚ストーリーな戦略ローグライク
個人ゲーム開発者のRenka氏は8月14日、ローグライク・デッキ構築ゲーム『ウィッチリング』を正式発表した。

個人ゲーム開発者のRenka氏は8月14日、ローグライク・デッキ構築ゲーム『ウィッチリング』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応しており、2025年第4四半期での配信を予定している。
『ウィッチリング』は、リアルタイム戦略要素のあるローグライク・デッキ構築ゲームだ。主人公は戦いのなかで仲間を集め、少しずつ世界の軌跡を遡り、物語の終点を目指すこととなる。

『ウィッチリング』における戦闘はセミオートで進行していく。プレイヤーはキャラクターたちの戦闘中にスキルカードを使用し、重要な局面において決定打を放ち、戦闘に勝利することを目的とする。混沌とした戦況はプレイヤーのリソース配分で大きく左右されるため、手持ちのカードなどを加味しながら戦略的にプレイしていく必要がある。
なお戦闘やイベント終了時には、新たに個性豊かな仲間を迎え入れることが可能。仲間カードにはそれぞれ特性やシナジー要素があり、既存の仲間との調和を意識しながら、最適のチーム構成を目指していく。デッキ構築ゲームとしての深みがあるのも特徴的だ。またキャラクターカードには、それぞれ独立した成長ルートがあり、キャラクターの成長次第では潜在能力を覚醒させることも可能。戦略や戦況を読みながら、調整していく必要があるようだ。

本作の各戦闘のあいだには重厚なストーリーが展開されるという。メインストーリーとサブストーリーは複雑に交差しながら、世界の運命を徐々に明らかにしていくようだ。
『ウィッチリング』を手がけるRenka氏は、過去に戦略経営シミュレーションゲーム『サンセット・ルーム』やローグライクカードRPG『水星汐』などを手がけた個人ゲーム開発者だ。同氏の過去作品はいずれも高い評価を得ており、『サンセット・ルーム』のSteamユーザーレビューにおいては、本稿執筆時点で478件中95%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。奥深いデッキ構築や戦略要素、そして深みのあるキャラクターやストーリー性などが高い評価へと繋がっているようだ。
なおRenka氏によると、『ウィッチリング』の制作にあたっては本格的な戦闘シーンに挑み、世界観を大きく掘り下げたとのこと。同氏の独特の世界観やストーリー性も引き継がれており、ビジュアルやゲームプレイにおいてさらに磨きがかかった本作に注目したい。

『ウィッチリング』は、PC(Steam)向けに2025年第4四半期に配信予定だ。