オープンワールド淡路島・戦国シム『Warlord: Awaji』発表。軍隊を指揮しつつ自分も戦いに参加する島征服ストラテジー、高評価ローマ帝国戦争シム開発元が手がける
デベロッパーのDarkmatter Gamesは8月18日、『Warlord: Awaji』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページ表記によると日本語表示および日本語音声に対応予定。
本作は、没入型戦略ゲームと標榜されている。舞台となるのは「淡路島」をモチーフにしたというオープンワールド。プレイヤーは帝から極秘の指令を受けた大名となり、島の征服、そして伝説の宝の発見を目指す。
本作にてプレイヤーは、侍で部隊を編成し、軍を率いて淡路島を征服していくことになる。護送部隊や哨戒部隊がリアルタイムで行き交うオープンワールドにて、上手く部隊を指揮して敵の基地や集落を奪い取るのだ。そうした戦闘にはプレイヤーキャラとして直接参加することが可能。プレイヤーの活躍で、戦況を左右することもできるかもしれない。
また本作には建築要素も用意されるという。森林を開拓し、拠点となるキャンプや防御施設を築けるほか、警備隊や巡回部隊を配置して安全を確保できるそうだ。住民たちの不安を解消しながら、敵の襲撃に備える拠点づくりが必要になるとのこと。また住民たちはプレイヤーの行動を評判として広めるため、慎重な行動も求められるという。なお拠点となるキャンプはいつでも移動可能。どの程度滞在すればよいかを見極めながら、拠点を移すことも戦略のひとつとなるようだ。
本作を手がけるのは米国・インディアナ州に拠点を置くDarkmatter Gamesだ。同スタジオは2022年5月に『Warlord: Britannia』をリリース。同作では紀元後1世紀のグレートブリテン島をモチーフとするオープンワールドにてキャンプを移転しながら、一人称視点で自ら戦いに参加しつつ軍隊を指揮して島を征服するといった『Warlord: Awaji』と同様とみられるゲームプレイを備えていた。そうした持ち味が評価され、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1500件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
『Warlord: Awaji』は舞台をグレートブリテン島から淡路島に移した、Darkmatter Gamesの没入型戦略ゲーム第2弾となるようだ。なお前作ではゲームプレイの特徴が評価される傍らで、不具合の存在やゲームサイクルの単調さなどが課題点として指摘されていた。新作『Warlord: Awaji』ではそうした点がブラッシュアップされているかどうかも注目点のひとつとなりそうだ。
『Warlord: Awaji』はPC(Steam)向けに配信予定。9月にはプレイテストが実施予定となっており、ストアページにて参加リクエストも可能となっている。