ターン制外交カードゲーム『PROJECT NATIONALIZM』発表。“国家予算”を支払って「行政/外交カード」をプレイ、激動の時代で国家を導く
Kaeru-san Gamesは10月10日、『PROJECT NATIONALIZM』を発表した。

Kaeru-san Gamesは10月10日、『PROJECT NATIONALIZM』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語字幕に対応。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。
『PROJECT NATIONALIZM』は、小国の指導者として外交カードを使って国家を繁栄させていく、ターン制戦略カードゲームである。本作の舞台となる東エウロパ大陸では、各国が戦争を繰り返した結果、人々は疲弊し、農地はやせ細っていた。大地が血に染まった後、戦争や革命を経て西と東側に大国が誕生。その間には、6つの緩衝国家も成立していた。本作では小国の指導者が、そんな状況の中で国家および指導者としての生き残りを目指す。東西の大国の影響を受けながら、うまく外交カードや予算を活用して国家を繁栄させる、ターン制戦略カードゲームが繰り広げられる。


本作でプレイヤーは、小国の指導者としてカードを使って国家を導いていく。本作では指導者のもとに、毎ターン行政や外交を実行するためのカードや、カードを使用するための予算が配られる。詳細は明かされていないものの、予算内でカードを使用することで、国家をうまく立ち回らせるのだろう。カードを他国に使うと影響力が獲得可能。影響力によって他国を翻弄したり、新しいカードを手に入れたりなどができるという。
また本作では、指導者と国家のもとにさまざまな危機が訪れる。飢餓や革命、戦争、ガンジーや釈迦といった危機も、カードを駆使して突破していく。要素としては、本作ではカードパックの開封によってカードが入手可能となっており、初期デッキの組み換えによってデッキを強化していけるようだ。

本作は、ゲーム開発者のんちゃ氏によるKaeru-san Gamesが手がけている。同氏は過去作として、『百年王国』『モノノケ浪漫育成記』といったフリーゲームをリリース。2022年にリリースされた『百年王国』有償版では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー78件中78%の好評率となっていた。プレスリリースによると、本作『PROJECT NATIONALIZM』は京都精華大学キャラクターデザインコース所属の学生と共同開発しているそうだ。また本作は、11月9日開催予定の「東京ゲームダンジョン10」に出展予定。会場では前作の『百年王国』とあわせて展示がおこなわれるようだ。
『PROJECT NATIONALIZM』は、PC(Steam)向けに開発中だ。