“生物自由カスタマイズ”アクション『Strange Seed』Steam向けに発表。体のパーツを変幻自在に進化、二丁拳銃ブタやトリケラトプス頭カメなど奇天烈生物を創って戦う

デベロッパーのChronicle Gamesは9月9日、『Strange Seed』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。生物の進化をモチーフとした3Dアクションアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのChronicle Gamesは9月9日、『Strange Seed』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Strange Seed』は生物の進化をモチーフとした3Dアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、ニューヘイブンと呼ばれる島々。かつて遺伝子実験がおこなわれていたという同諸島には、奇妙な生きものたちが生息している。プレイヤーはスライムとしてニューヘイブンを探検し、いろいろな動物のパーツを集めて“進化”していく。

ゲームプレイでは、敵を倒して食べることでDNAを入手。自身の体を自由に進化させていく。進化は部位ごとに実行可能で、頭や胴体、手足や尻尾など7か所のパーツを組み合わせ、自分の体を作ることになるようだ。パーツにはそれぞれ異なる性能が設定されており、攻撃手段や防御力、移動スピードなどが変化。島を探検して自身を強化しつつ、敵対的な生きものと戦っていく。道中では手強いボス戦も待ち構えているそうだ。

パーツのなかには特殊な性能をもつものも存在。たとえば蛇の頭部に進化すれば暗闇で目がよく見えるようになり、また翼を生やせば空を飛べるように。特定のパーツを組み合わせることで、新たな障害を乗り越えられるようになるという。そんなパーツの組み合わせ方は自由とのことで、ウロコの生えたイタチや二足歩行のブタなどに進化することも可能であるという。プレイヤーの好み次第でいろいろな動物のパーツを寄せ集め、一見奇妙な姿にも進化していけるようだ。

また公開されたトレイラー映像では、人間の頭部や銃を持つ手といったパーツが確認できる。人間のパーツも進化に活用できるようだ。そのほか、舞台となる島々には放棄された研究所が存在。「進化した脳」を獲得することで、研究所を利用することができるようになるという。研究所ではドラゴンなど、現実には存在しない動物を創り出せるそうだ。パーツは全部で、各部位に30種類以上用意されるとのことである。


本作を手がけるChronicle Gamesは、3人のゲーム開発者が集まり2014年に設立したというスタジオだ。スタッフはカナダおよびフィリピンに在住しており、リモートで開発をおこなっているという。そんな同スタジオは過去には生物進化2Dアクション『Miscreation: Evolve Your Creature!』などを制作。同作のコンセプトを受け継ぎつつ、今度は3Dのアクションゲームとして本作『Strange Seed』が打ち出されるかたちのようだ。ちなみに本作の開発にあたっては、『46億年物語 -はるかなるエデンへ-』および『SPORE』といった作品から影響を受けているとのこと。

なお本作のデモ版が、現地時間の9月26日に配信予定であるという。興味のある方はさわってみるのもよいだろう。

『Strange Seed』はPC(Steam)向けに配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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