PS5『ステラーブレイド』は、今後もたくさんアプデ予定。フォトモード実装や別作品とのコラボなど、来年以降に向けても続々準備中


Shift Upは6月25日、IPO(新規株式公開)にともなう記者会見を開き、『ステラーブレイド(Stellar Blade)』の販売状況に加え、今後の展望について発表した。アップデートとしてはフォトモードの追加について言及。そのほか外部コラボやPC版についての可能性にも触れた。海外メディアGAMEVUなどが報じている。

『ステラーブレイド』は、侵略者から地球を取り戻すために戦うアクション・アドベンチャーゲームだ。本作の地球では、ネイティブと呼ばれる敵が突如出現。コロニーから降り立った兵士イヴは、地球に取り残された生存者アダムや、かつて地球に派遣された空挺部隊の隊員であるリリーと協力し、ネイティブに立ち向かう。


本作では、リリース以降、アップデートにて主人公イヴの衣装(ナノスーツ)が追加された。さらに本編で戦ったボスと再戦できるボスチャレンジモードの追加などを含めた無料アップデートが展開されていた(関連記事1関連記事2)。ほかにも操作面での挙動にも調整が加えられるなど、遊びやすさについても調整がおこなわれてきた。

Shift Upによれば、こうしたアップデートを引き続きおこなっていく方針のようだ。記者会見では、Shift Upの手がける『ステラーブレイド』などについての今後のアップデート予定を公開。公開された資料によれば、フォトモードの実装は今年7月頃を予定しているようで、年内から2025年にかけては、ナノスーツの追加だけでなく、他タイトルとのコラボも予定しているようだ。

なおShift Upの代表を務めるキム・ヒョンテ氏によれば、『ステラーブレイド』はユーザーが課金することなく楽しめることを目標に制作されたとのこと。たびたびおこなわれている無料でのナノスーツ追加やモード追加などもそうした方針の表れだろう。しかしながら発売から時期の経ったタイミングでの外部タイトルとのコラボにおいては、有料DLCとして販売される可能性が高い、と述べている。

Image Credit: GAMEVU on Web


またShift Upは会見の中でDLC、および続編の可能性についても触れた。こちらは2025年4月以降となる見込み。とはいえ、コンテンツ追加や展開の具体的な時期については、いずれも「検討中(Under review)」となっており、まだ詳細は不明。PC版移植についても言及しており、こちらもまだ詳細は明かせないとのこと。今後の情報公開についても注目されるところだろう。

ちなみに以前には、韓国証券取引所に提出した申請書のなかから、PC版移植と続編開発の検討がおこなわれていることが明らかとなっていた(関連記事)。今回は、本作の展開についての計画が、開発元から明確に示されたかたちだ。


なお会見でキム・ヒョンテ氏が語ったところでは、同じくShift Upが手がけているモバイル向けタイトル『勝利の女神:NIKKE』と『ステラーブレイド』のコラボについても検討しているようだ。両タイトルで互いによい相乗効果を生み出せるさまざまな機会を探っているようで、「近いうちに良い結果をお見せできるのではないか」と語っている。こちらの続報にも期待したいところだ。

『ステラーブレイド』はPS5向けに発売中だ。