巨大メカ“ダンスバトル”RPG『Steel Century Groove』来年1月28日発売へ。『ポケモン』風に目があえば一触即発、大地を揺らすリズムバトル

個人ゲームスタジオのSloth Gloss Gamesは9月3日、リズムバトルRPG『Steel Century Groove』について2026年1月29日に発売することを発表した。

個人ゲームスタジオのSloth Gloss Gamesは9月3日、リズムバトルRPG『Steel Century Groove』について2026年1月28日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。製品版へセーブデータを引き継ぎ可能な体験版も配信中だ。なおSteamストアページ表記を見るに、日本時間では1月29日の配信となるようだ。

『Steel Century Groove』は、巨大なメカでリズムバトルをおこなうRPGだ。数千年前、終末を阻止するための戦争兵器として建造された巨大メカTenzerkは、今ではダンスバトルにのみ使われている。誕生日に中古のメカをプレゼントされたプレイヤーは、チャンピオンパイロットを目指して、広大な世界を冒険することとなる。ダンスバトルをする中で世界の謎も明らかになっていく。

ゲームプレイでは『ポケットモンスター』風のRPGとして進行。プレゼントされたメカはすぐに壊れてしまい、博士が提示する3体のメカから1体のメカを譲り受けることとなる。フィールドは見下ろし視点となっており、街を繋ぐ街道にはパイロットNPCが存在。NPCの前を横切ると問答無用でバトルに移行する。この世界のパイロットは目があえば戦う決まりなのだ。

そして本作の最大の特徴が、リズムゲームとして表現されるバトルだ。音楽のリズムに合わせてタイミングよくボタンを押し、オーディエンスからの賞賛(Acclaim)ゲージを先に満タンにすることで勝利となる。周囲の環境破壊を気にせずノリノリでダンスする巨大メカも必見だ。

リズムゲームとしては、ノーツに合わせて押すボタンに決まりはないものの、6つのボタンそれぞれに異なる効果のある技が設定されている。たとえば通常攻撃に相当する技はリソースを消費するため、リソースを回復する技を織り交ぜながらボタンを押す必要がある。大量の賞賛を獲得する技や相手の賞賛を減らす技などには、一定回数のノーツを消化するクールダウンも存在。もちろん入力タイミングの良し悪しに応じて技の効果も変化する。また、メカにはそれぞれ異なる強力なパッシブスキルも用意されている。

バトルに勝利すると、SNSに写真を投稿してパイロットレベルが上がるほか、バトル中に特定条件を満たせばメカも成長していく。改造パーツや4体までのサポートダンサーを組み合わせて、強化していくことも可能だ。

さらに、本作のダンスバトルでは多数の楽曲が収録されているほか、自身で用意した楽曲を取り込んでダンスバトルに使用することも可能。取り込まれた楽曲はバックグラウンドで分析され、独自のビートマップと振付が自動生成される。生成結果に満足できない場合は微調整することも可能だ。

そんな本作が日本時間で2026年1月29日にリリースされることが発表された。発売に先立って、8月8日より製品版への引き継ぎ可能な体験版が配信中だ。体験版のSteamユーザーレビューは、37件のうち91%が好評とする「好評」ステータスを獲得している。件数は少ないながら、リズムゲームとRPGを組み合わせた独創的なデザインが高く評価されている。

また、本作と共通の世界観を持つスピンオフ作品『Steel Century Groove: Midnight』が3月6日より無料配信中だ。製品版と同じシステムで、異なる視点から独立したストーリーが描かれる短編となっており、こちらも高い評価を獲得している。興味のある方は体験版やスピンオフ作品をプレイするのもいいだろう。

 『Steel Century Groove』はPC(Steam)向けに2026年1月29日に発売予定。製品版へセーブデータを引き継ぎ可能な体験版も配信中だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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