Steamにて「Windows 7ユーザー」が消滅。公式サポート終了から約6年、ついに調査から姿を消す
公開されたデータでは、これまで少数ながら計測されていたWindows 7ユーザーの項目が姿を消している。

Valveは「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査: December 2025」を公開した。公開されたデータでは、これまで少数ながら計測されていたWindows 7ユーザーの項目が姿を消している。
ゲーム販売プラットフォームSteamを運営するValveは、「Steamハードウェア&ソフトウェア 調査」として、Steamユーザーが使用するゲーム環境に関するデータを毎月集計する取り組みをおこなっている。調査への参加は任意かつ匿名となっており、同意したユーザーを対象にデータが集計されている。
このたび公開された2025年12月のデータでは、使用されているOSバージョンにおけるWindowsの項目が、Windows 11 64 bitとWindows 10 64 bitのふたつだけになっている。11月時点では0.08%と、ごく少数ながら存在していたWindows 7 64 bitがついに姿を消した。

Windows 7は2009年にリリースされたOSだ。2020年1月にマイクロソフトによる公式サポートが打ち切られ、後継OSへの移行が推奨された。Steamではその後もしばらくサポートが続けられていたものの、2024年1月1日をもってサポート終了。同日以降、Windows 7のユーザー向けにはSteamクライアントのアップデートが配信されず、動作保証されないとアナウンスされていた(関連記事)。
過去の調査によると、マイクロソフトによるサポートが打ち切られた2020年1月時点では、SteamにおけるWindows 7のユーザー数は14%ほどだった。その後はWindows 10や11への移行が進み、2024年1月時点では0.6%ほどにまで減少。大きく割合を減らしていたが完全にゼロにはならず、Valveによるサポートが打ち切られた後も一定数のWindows 7ユーザーが計測されていた。

それが今回公開された2025年12月のデータで、Windows 7がついに姿を消したかたちだ。しかし、現実的には完全にユーザー数がゼロになったとは限らず、あくまでも項目が消えただけという可能性もある。ただ、少なくとも調査において集計対象とならないほど割合を減らしたようだ。
なおOSのシェア率としてはWindows 11 64 bitが最も多く約70.8%。次いでWindows 10 64 bitが約26.7%となっており、このふたつで大半を占めるかたちとなっている。Windows 10については2025年10月にマイクロソフトによる公式サポートが終了しているが、まだWindows 10を使用しているユーザーも多いようだ。とはいえWindows 11の使用率は毎月伸び続けており、今後移行が進んでいくものと思われる。
また調査では、そのほかにもさまざまなデータが公開されている。たとえばSystem RAMの項目では32GBの割合が2%増加しており、直近数か月の推移と比べると大きな伸び率となっている。2025年12月にメモリを増設したユーザーが多いこともうかがえる。現在世界的なメモリ高騰が話題となっており、関連パーツの値上がり傾向は年単位で続くともいわれている。完全に入手困難になる前に、駆け込みで購入したユーザーが多いのかもしれない。Steamユーザーのゲーム環境事情を知れる貴重なデータとなっているため、興味のある方はデータを確認してみるとよいだろう。
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