『スター・ウォーズ 無法者たち』の男前ドロイド「ND-5」に早くも熱視線集まり、開発者も声優も困惑。コートの似合うハレンチドロイド
Ubisoftから8月30日に発売予定の『スター・ウォーズ 無法者たち』。本作に登場するBXシリーズ・ドロイド・コマンドーの「ND-5」について、コミュニティから熱い視線を注がれているようだ。しかし開発者いわく、この反応は予想外だったとのこと。GamesHubが報じている。
『スター・ウォーズ 無法者たち』は、「スター・ウォーズ」を題材にしたシングルプレイのオープンワールド・アクションアドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S。開発を手がけるのは、代表作に『ディビジョン』シリーズがあるMassive EntertainmentやLucasfilm Gamesなど。本作では映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」と「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の中間にあたる時期の銀河系を舞台にしたオリジナルストーリーが描かれる。
今回熱い視線を集めているND-5はクローン戦争時代のBXシリーズ・ドロイド・コマンドーで、用心棒を務めている。本作のゲームプレイトレイラーにおいて、トレイルブレイザーにケイとともに登場する場面が見られる。ほかにも公式ゲームプレイ解説動画では、ムービーにてケイとの会話シーンが確認できる。作中では心強い相棒として、行動をともにするのだろう。
そんなND-5について、一部ユーザーから「hot droid(セクシードロイド)」として注目が集まっているようだ。というのもND-5は、ドロイドながらもやたらと野性味ある魅力を醸しているのだ。たとえばキーアートからもその魅力はうかがえる。そんなND-5の最大の特徴は、ドロイドにも関わらず“トレンチコート”を着こなしているところだろう。暗い過去を想像せずにはいられない汚れた装甲や、胸につけられた傷も、コートの隙間から覗いていることでND-5のダンディズムを一層強めている。またあえてコートを羽織っているせいで、ベルト以外身に着けていないことにも意識が向いてしまうかもしれない。
なおND-5の声優を務めるJay Rincon氏の低音ボイスも、その“色気”を増しているといえそうだ。X上でも、ND-5の見た目や仕草、声などからセクシードロイドといった言及をする投稿が多くみられる。
しかしながら、GamesHubが本作の開発チームのメンバーに尋ねたところ、こうした“熱視線”は開発陣にとっては予想だにしなかった事態とのこと。ちなみにND-5のモーションは、声優を務めたRincon氏が同じく担当している。Xのアカウントを所持していないRincon氏に対し、開発チームがユーザーたちによる盛りあがりを伝えたところ、驚きをもって迎えられたようだ。同氏によると、演技に際して「セクシー」やそれに準ずるような言葉は使われていなかったという。つまり演技指導の上では、特にND-5にセクシーなキャラ付けはおこなわれていなかったのだろう。それでも醸し出されるND-5のセクシーさは、Rincon氏が知らず知らずのうちに吹きこんだ個性かもしれない。コミュニティは発売前から目ざとくND-5のセクシーさに熱視線を注いでいるようだ。
開発チームも想定していなかったところから人気が高まっている『スター・ウォーズ無法者たち』のND-5。このセクシードロイドが実際にゲーム内でどれほどにダンディーな魅力を届けてくれるのか。本作中でのND-5の立ち振る舞いも注目されるところだろう。
『スター・ウォーズ 無法者たち(Star Wars Outlaws)』は、PC(Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S向けに8月30日発売予定だ。ゴールドエディションおよびアルティメットエディションにはシーズンパスが同梱され、購入者は発売日の3日前からプレイ可能となる。