お手軽3Dゲーム作成ツール『StartPlay』がSteamにて今なら無料。7月11日より有料化へ
StartPlayは6月27日、3Dゲームクリエイター『StartPlay』を有料化することを発表。7月11日より19ドルへ改定されるとのこと。

個人デベロッパーのStartPlayは6月27日、3Dゲームクリエイター『StartPlay』を有料化することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で7月11日より19ドル(約2740円)へと価格改定される。ライブラリに追加しておけば、有料化後も無料でプレイすることが可能だ。
『StartPlay』は、コーディング不要なグラフィカルインターフェースを用いて、さまざまなジャンルのゲームを作れるクリエイターゲームだ。プレイヤーは膨大なライブラリからキャラクターやオブジェクトを自由に配置してステージを作成。キャラクターやオブジェクトの動作を設定することで、FPS 、ジャンプアクション、アドベンチャーゲーム、レースゲーム、フライトゲーム、RPGなどに仕上げていく。作ったゲームは実際にプレイできるほか、本作内で世界中のプレイヤーに公開してプレイすることも可能だ。また、マルチプレイヤーゲームにも対応している。

ゲームを起動すると、公開中のユーザー作成コンテンツが並んだメニュー画面が表示される。タイトルや説明文から気になったゲームをクリックするとすぐにプレイできるので、まずはいくつか遊んでみるのもいいだろう。公開されているゲームにいいねしたり、コメントを残すことも可能だ。また、ほとんどのゲームはコントローラーでも操作できることが確認できた。ちなみに、本作ではユーザー登録およびログインが必要だが、公開されているゲームはログイン不要でプレイできる。
ゲーム作りはメニュー画面のCreate Gameからおこなう。ゲームタイトルやゲーム説明を入力し、800種類以上のカバーイメージ、市街地やダンジョンなど13種類のテンプレートからステージを選択するとゲーム作成画面へと移行する。ゲーム作成画面ではキャラクターも含む50以上のカテゴリから多彩なオブジェクトを自由に配置。オブジェクトに対してさまざまな動作設定をおこなうことで、夢のゲームを作り上げるのだ。なお、ゲーム作成画面では右クリックでカメラ回転、中クリックでカメラ移動という3DCGソフトウェアのような操作体系となる。

本作は2024年9月よりSteamにて配信開始。Steamユーザーレビューは16件のうち、81%が好評とする「好評」ステータスを獲得している。レビュー件数は少ないものの、初心者や子供でもさまざまなゲームを作れるクリエイターゲームでありながら、無料で提供されていることが高く評価されている。
そんな本作が、7月11日より有料化されることが発表された。発表によれば、これまでのアップデートにより大きな改良がなされ、ゲーム体験の洗練化が完了したため有料モデルに移行するという。また、2週間おきに新たなコンテンツのアップデートが予定されており、公式サイトのFAQでは、将来的にランナーゲームや脱出ゲームにも対応予定とのことだ。
Steamニュースの発表では価格は明かされていないものの、公式facebookにて19ドル(約2740円)と告知されているため、ドル円レートに準じた日本円価格になることが予想される。興味のある方は有料化の前にライブラリに追加しておくといいだろう。
『StartPlay』はPC(Steam)にて無料配信中。7月11日より19ドルへと有料化予定。ライブラリに追加しておけば、有料化後も無料でプレイすることが可能だ。