『崩壊:スターレイル』Ver.3.0にて、スタミナである「開拓力」の上限がなんと300に引き上げ。没入器上限も12個に引き上げ

開拓力に関しては、Ver1.3にて180から240へ上限が解放。あわせて実装された「予備開拓力」システムによって、溢れた分の開拓力も一定割合で保持が可能となっていた。Ver.3.0では、上限が300へ引き上げられることで、30時間分の開拓力がためておけるようになる。

oYoverseは1月1日、『崩壊:スターレイル』の最新情報を公開した。Ver.3.0「再創紀の凱歌」では永遠の地オンパロスでの物語がスタート。コンテンツ以外に遺物関連の調整や、開拓力および没入器所持上限の解放なども予定されている。

『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドから展開中のスペースファンタジーRPGである。本作の舞台は、災厄をもたらす星核や星神などが存在する広大な宇宙。主人公は、謎の組織「星核ハンター」に星核を埋め込まれた記憶喪失の人物だ。主人公は、宇宙ステーション「ヘルタ」での騒動を経て、星穹列車のナナシビトたちと邂逅。自らもナナシビトとなり、宇宙を巡る開拓の旅を繰り広げている。システム面では、4人パーティーによるタイムライン式のターン制バトルや、いわゆるガチャシステムなどを搭載。アニメ調の3Dグラフィックや、カットシーンを交えて表現されるストーリーなども特徴だろう。

これまでの旅としては、氷に覆われた星ヤリーロ-Ⅵや、長命種たちの暮らす仙舟・羅浮、夢の楽園ピノコニーといった惑星を旅してきた。Ver.3.0「再創紀の凱歌」にて星穹列車は永遠の地「オンパロス」へ辿り着き、新たな惑星での旅が描かれるわけだ。新キャラクターとしてはマダム・ヘルタや、新しい運命「記憶」のキャラクターであるアグライアが登場。プレイヤーキャラクターである開拓者も、記憶の運命に足を踏み入れるという。

メジャーアップデートによって新たな舞台での冒険が始まる中、Ver.3.0では機能改善も実施される。大きな調整としては、開拓力の上限が従来の240から300まで引き上げられる。開拓力とは、いわゆるスタミナに相当する仕組みだ。キャラクターの一部育成素材や、遺物(装備品)など、主にキャラクターの強さに関わるアイテムが取得できるコンテンツで使用。6分あたり1回復する仕組みとなっており、0から上限の240まで回復しきるには24時間が必要となる。

開拓力に関しては、Ver1.3にて180から240へ上限が解放。あわせて実装された「予備開拓力」システムによって、溢れた分の開拓力も一定割合で保持が可能となっていた。Ver.3.0では、上限が300へ引き上げられることで、30時間分の開拓力がためておけるようになる。仕事の都合でプレイできるタイミングが前後したり、寝過ごしてしまったりしても、スタミナが溢れづらくなるわけだ。

また開拓力の上限解放にあわせて、没入器の所持上限も12個へ引き上げられる。没入器は、同コンテンツでのオーナメント獲得時に開拓力に代わって使用できるリソースだ。「模擬宇宙」の毎週更新されるポイント報酬などとして獲得できるが、「不可知域」をプレイしているため使用する機会がないなど、上限に達する機会もあったのではないだろうか。今後は、もう1週間分多く没入器を溜め込んでおけるわけだ。

そのほかVer.3.0では、移動速度がアップする新ギミックアイテムや、全育成素材ステージの事前解放、戦利品探索アイテムの追加などが実施。告知されていたとおり、遺物システム調整として、新アイテム「遂願樹脂」による遺物サブステータスのカスタマイズ合成と、「変数サイコロ」によるサブステータスの強化回数振り直し機能も追加される。

また予告番組内では、今後の改善についても言及された。レア度の低い素材から高い素材まで何度も合成しなければならないといった素材合成の面倒さや、古いバージョンのプレイ済みイベントのリソースが残っていてストレージが無駄になっている点、異なる端末で通史がなんども表示されてしまうといった改善が検討されているそうだ。

崩壊:スターレイル』は、PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。Ver.3.0「再創紀の凱歌」は、1月15日に配信予定だ。またイベントとしては、Ver.3.0期間中にログインすると、三月なのか(存護)の専用コスチュームが獲得可能。なのかをベロブルグで着ていたドレスに着替えさせられるという。そのほか、選択して星玉がもらえる「銀河のラッキー」も開催予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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